道端でぼんやりお茶を飲める空気 @ワン(トルコ)
バックアップを外付けHDDに頼っているのが怖くなってきて、クラウドストレージを使ってみようと思い立った。紆余曲折はあったものの、写真はひとまずgoogle photoへ。
いろいろな写真がごちゃごちゃに並ぶ。
時間軸がずれた順序なんだけれど、それが意外と面白かったり。
これはたしか、ワン湖(現地では「ヴァン」という発音に近いのかもしれない)のほとりにある、古い城の跡。
風が強くて、腰に巻いていたセーターがいつの間にか飛んでなくなってたんだった。
ワンの街は適度に都市っぽくもあり、田舎っぽくもあり。
絶妙な今と昔の並立。
人の密度もなかなか心地いいスカスカ加減。
時間の感覚もゆっくりすぎず、でも道端でお茶してるおじさんたちがたくさんいて、急いでいる人はあまりいない。
テラス席なんておしゃれなもんじゃない、ただ道端に座ってお茶を飲めるくらいの空気感な街が好き。
確か意外と標高が高いのか寒くて、古着屋でコートを買ったんだった。
トルコ東部の街、ワンにて。2001年4月ころ。
ビール代になります。