【子育てするなら宇和島市!】木のぬくもりあふれる交流の場、市立児童館『こもりん』
こんにちは!Dear Uうわじまゲストハウス&カフェのオーナー、西田さおりです。
うわじま市民ライターとして、地域の魅力を発信しています。
私は、東京から宇和島市に移住してきてまもなく4年が経とうとしています。この間に結婚して、可愛い女の子を2人出産しました。子供たちとの日々は楽しくとても幸せですが、ふと、一息つきたくなる瞬間もあります……。そんなときに家族で頼れる施設が、宇和島市には複数あります。
今回の記事では、宇和島市立児童館『こもりん』のご紹介をしたいと思います。
『木育』に取り組む元・幼稚園の児童館
こもりんは、宇和島市津島町を流れる岩松川沿いにあります。令和2年度まで幼稚園として使われていた、白壁に瓦屋根のちょっと渋い建物です。外遊びのできるエリアには、カラフルで背の低い愛らしい遊具があり、幼稚園の名残が。館内に入ると、手入れされた植物や手作りの木のおもちゃが賑やかに出迎えてくれます。
太陽光がたっぷりと差し込む明るくて暖かい館内。たくさんの絵本がならぶ図書室、飲食ができるランチルーム、小さな子供たちむけの遊戯室、走り回れるほど広くてボルダリングウォールやピアノが置いてある大ホールがあります。廊下には、幼稚園時代の卒園生の作品が飾られていて、とても微笑ましいです。
こもりんが取り組む『木育』とは何なのでしょうか。館内の随所に次のような案内文があります。
つまり、木材に触れて、木材に興味を持ち、木材は何処から来るのかについて考えることで、その出処である森林をより身近に感じ、地球環境の変化や改善にまで視野を広げて気を配ることができるようになる人を、一人でも多く生み出したい、というのがその真の目的なのですね。
こもりんでは、木育を積極的に採用してはいるものの、館内すべての設備やおもちゃが木製品というわけではありません。あくまで、「木育とは何か?」と興味を持つきっかけ、木育へのはじめの一歩を踏み出す場でありたいと、館長の山口さんは話します。
こもりんでの一日
先ほどの案内文にもあったように、こもりんの利用対象者は「子どもから大人まで」のすべての年代です。子どもどうしでも、大人だけでも、館内で自由に過ごすことができます。小さな子どもが屋外の遊具で遊ぶ様子を付き添いのおばあちゃんが見守ったり、お母さんがブロックに夢中になったり、お父さんがピアノの練習に没頭したりする姿も、良く見られるそうです。(じつは私も……1歳の娘を連れて来館した際に、ついパズルに熱中してしまったことがあります!)
職員の方の印象では、午前中にお母さんと未就学児が一緒に遊びに来るケースが最も多く、子どもたちを見守りながらも、お母さんたちにも憩いの場としておしゃべりやイベントなどを楽しんでもらいたいのだそうです。
開館時間は午前10時から午後6時まで。毎週水曜日と年末年始は休館です。お弁当やお菓子を十分に持ってきて、こもりんで丸一日すごすプランも大歓迎なのだとか。
こもりんの活動
こもりんでは、毎月さまざまなイベントを各年齢層に合わせて多種多様に開催しています。
スマイルタイム…未就学児と保護者のための手遊びができるイベントです。
セカンドステップ…小学生のための運動や活動ができるイベントです。
ワークショップ…3歳~小学生の子どものための工作です。持ち帰りができるアクセサリーやおもちゃ制作が人気。保護者の方と一緒に参加できます。
ママの工作タイム…職員の方が子どもを見守るあいだ、お母さんたちは工作をとおして交流・リフレッシュできます。かわいいインテリア制作が人気。
こもりんおはなし会…ボランティア団体『夢のたまご』による絵本の読み聞かせ会です。
該当する年齢であることが参加条件です。各回の内容は宇和島市ホームページでも確認ができます。
イベントについて詳しい情報の確認や、申し込みは、こもりんに電話するか直接来館にて可能です。
こもりんからお願い
こもりんの駐車場は隣の清満公民館と共用です。とても広いですが、混雑することもありますので車での来館時はお気を付けください。
こもりんにはごみ箱はありません。ごみは持ち帰るようにしましょう。
こもりんには公式Instagramのアカウントもあります。最新情報や、こもりんの様子が手に取るようにわかる写真が満載!ぜひチェックしてくださいね。
一息つきに行ってみて
木のおもちゃから伝わるぬくもりに癒されるのは、子どもたちばかりではありません。つい長い時間さわりたくなってしまうものばかり。元気いっぱいの子どもたちも、がんばり屋なお父さんお母さんも、家族みんなでこもりんに一度あそびにいってみては?
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