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ベンチャーに入るなら知っておくべき"勝ち負けの感覚"について

こんばんは。
私はベンチャー企業でコンテンツディレクターを担当しているアラサー社会人です。

突然ですが皆さん、"勝利"って好きですか?

たとえば、スポーツをやってる人なら、勝つためにやってるのか、それとも、上手に体を動かすのが好きなのか。
たとえば、アーティストなら、売れるために制作しているのか、それもと自己表現が好きなのなのか。

ちょっと結果と課程の極論で誘導的な例になっちゃいました。
でも、ビジネスという領域で"勝つ=お金を稼ぐ"ために日々働いているけど、なんかこれでいいのかなぁって感覚、社会人なら思うところありません……?

今回書きたいことは大体こんな感じです。

  • ビジネスって結構勝ち負けの側面がでかい

  • 勝利を欲する成分ミッション・ビジョン・バリュー

  • 勝つことを目的にするとプロダクトの本質からズレる場合もある。

  • ビジネスの場で、成功以外のやりがいを求めてはいけない

  • やりがるならやるなら個人でやれ

ベンチャー入社を検討している人の参考にしてくれたり、誰かしら少しでも共感してくれたりしたら嬉しいなぁと思います。


ビジネスにつきまとう勝敗

ビジネスの基本はブルーオーシャンを見つけて、先手を打つことかと思います。

Youtuberとか芸人とかも同じですよね。大手の先駆者がいる限り、似たようなサービスを作っても人が集まらなかったり、+αの超便利機能を追加してもすぐにパクられたり。いわゆる参入障壁が高いレッドオーシャンってやつです。
なんだか厳しそうですよね。

じゃあ参入障壁が低いブルーオーシャンの場合はどうでしょうか。
最初に美味しい領域を見つけて先手を打っても、すぐに後追いのサービスが生まれる可能性が高いので、こちらから参入障壁を高めるアクションが必要になります。
なんだかどっちにしろ厳しそうですよね。

こんな感じでビジネスって、結構相対的というか、競争的な側面がめちゃデカいです。

勝利へのこだわりを強固にするミッション・ビジョン・バリュー

ベンチャーの社長やコアメンバーは、ビジネス領域でなんかデカいことしてやろうぜ精神の人が結構多いです。
何かを成し遂げたい人や、タワマン住みたい人など、未来に期待を寄せて高い目標を持てる人は馬力を出せるので、こんな人が多い組織は強くて筋肉質になりますよね。

こういった価値観の共有がミッション・ビジョン・バリューです。
求人を探している人なら「弊社のミッションに共感いただける方」との記載はよく目にするかと思います。

引用元:https://knoock.jp/

また、この人たちは、世界を悪くしようとか、人を騙そうとか、ネガティブな考えを持っていません。自分達のプロダクトが社会へ良い影響を与えてると本気で思って行動しています。

プロダクトの本質

競合に勝たなければ、何かを成し遂げたとはいえないし、莫大な報酬を得ることはできません。
なので、競合の追随を許さないための、大きなインパクトを出せることは何かを考えるためにPDCAを回す必要があります。

1ユーザーに100点を出すのではなく、5ユーザーに20点を配るほうが、勝利に近づけるのなら後者を取る必要があります。
場合によっては100ユーザーに1点を配るほうが有効的な手段になるかもしれません。

おそらくこの作業にやりがいはないでしょう。場合によっては本質からずれている場合もあります。
こういった作業を本気でできる人たちが、いわゆる「ミッションに共感いただける方」です。

ミッション・ビジョン・バリューへの共感0人間へ。

ビジネスの成功は、競合と比べた勝利ってケースが多いです。
一方自分は、「成し遂げたいッ!」「レクサス乗りたいッ!」みたいな欲がないので、多分ミッション・ビジョン・バリューへの共感0人間です。

ここに気づくまでに6年かかりました。
結果よりも過程を大事にしたいし、明るい未来よりも振り返って楽しい過去が好きだし、世界よりも目の前の人を幸せにしたいし。

ただ、これって仕事では実現できないことなので、こだわったり、やりがいだったりが欲しいときは、文章を書いたり、絵を描いたり、ものを作ったりして紛らわしています。

なんだかずいぶん真面目で暗い文章になっちゃいましたね……
毎日みなさんお疲れ様です。生きてるだけでスーパーえらえらの偉人ですよ…


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