見出し画像

「東雲湯(しののめ湯)」

銭湯が好きだ。
その土地に根付いている感じがする。すべてをリフレッシュしてくれる気がする。
今回は、京都の東雲湯。
昔ながらの銭湯だ。
下駄箱に靴を入れると、すぐに男女で別れるスタイル。
番頭さんに450円支払って、脱衣所の中へ。

浴室に入る。まず、体を清める。
中途半端な長さのホースの先についたシャワー。
便利は悪いが、それすら愛おしい。

いざ、湯船へ。
まず一番オーソドックスな手前のところ。
これこれ。湯船で足を伸ばすのはいつぶりか。
横から泡も出ている。包み込まれそうになる。

ここで、我慢できずにサウナへ。
先客1名。常連さんなのだろう。砂時計の管理に余念がない。
これこそ銭湯の魅力。
郷に入れば郷に従え、というのを実感する。
温度は100度あるか、位。
個人的にちょうど良い温度。でも無理は禁物。
5~6分で、いったん退出。

シャワーで汗を流し、いざ水風呂へ。
19,20度くらいか。生き返る。
体の周りにできる膜をクラッシュしながら、2分ほど。
水風呂を出る瞬間が一番いい。完全復活。
横にあった、打たせ湯へ。
打たせ湯って、打たれてる時よりも打たれた後の方が効果を感じる。残像的な感じ。

その後、紫色になった湯船へ。この温度が絶妙で、熱すぎない。
ここで、サウナ2回目への士気を高める。

もう一度サウナに入り、大満足で後にした。
また行きたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?