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[事前告知]電子書籍「広告クリエイティブを科学せよ。(仮)」を出版します。

想いを伝えるための電子書籍を、出版します。

私は、2016年に会社を創業してから「クリエイティブで世界を変える!」というテーマに強い想いを持ち、フォーカスしてきました。

この度、ご縁を頂き、この強い思い入れのあるテーマにて、電子書籍を出版させていただくことになりました!
ここでは、その出版に至った背景や、なぜこの考え方を広めたいかなどについて書いてみようと思います。

はじめに:「(広告)クリエイティブ」とは

もしかしたら、「クリエイティブ」って何?と思う人もいるかも知れませんので、簡単に説明しておきます。

「クリエイティブ」とは、広告における制作物(素材等)を指します。
例えば、デジタルマーケティングにおいては、以下のような広告バナーを目にされることもあると思いますが、これらはクリエイティブの1つです。

クリエイティブ

なお、我々はWebサイトやランディングページ(広告のリンク先のユーザーが着地するページ)などもクリエイティブと呼んでいます。

日本経済はピンチ・・・?

さて、それではなぜ、私が「クリエイティブ」にこんな思い入れを強く持っているかについてご紹介しましょう。

その背景を辿ると、この先の日本経済がピンチであると感じているというところからお話しした方が良いでしょう。
ただ、「日本経済は長い間低迷しているからピンチである」と言ってるわけではありません。

どちらかというと、これからの市場の変化に対応できない可能性があるからです。

日本は"ものづくり大国"と言われたりしますよね。その点では、誇って良いことだと思います。
職人さんも多くいて、技術力のある中小企業もたくさんあります。

でも、今後5つの理由で、このような企業や職人さんが苦しくなっていくのでは、というのを危惧しています。

①Web中心になる
インターネット(Web)での販促が中心になり、従来の販売手法(顔を合わせて営業など)の有効性が相対的に下がっていく。つまり、Webでの販売ができるかが、企業の生死を決めてしまう
②日本市場が縮小する
少子化日本のマーケットがシュリンクし、海外に展開しなければ生き残れない時代になっていく。
③「伝え方」の重要度が上昇
モノやサービスは溢れ、多様なニーズがさらに多様になり、伝え方を間違えるとユーザーに刺さらなくなり、売れなくなる
④ユーザーの情報無視率が上昇
情報が溢れ、ユーザーが無意識に情報を無視する割合が高くなる
⑤日本企業にビッグデータが貯められていない
ユーザーの反応データを押さえている日本企業が、非常に少ない(GAFAMは業種問わず恐ろしい量の反応データを取得し続けている)

つまり、「国内外に向けWebで効率的に売り続ける方法(=Webマーケティング)を、知らなければならない」のに、そのスキームがない上、それにすら気づいていないのです。
日本で広告プラットフォームを展開するGoogle、Meta、Twitter、Microsoftは日本の企業ではありません。これらの企業は、日本の企業以上にユーザーの反応を知れる土壌があることを認識したことはありますか?
Yahoo!Japanですら、メインの検索エンジンはGoogleになってしまっているのです。プラットフォーマーには毎日黄金の価値を生み出すかも知れないデータがどんどん溜まってい流のです。

キモは、「クリエイティブ」

しかし、私の感覚では、まだ、要所は押さえられていないと考えています。
その要所というのが、クリエイティブのデータです。

クリエイティブは、「誰に」(Who)、「何を」(What)、「どのように」(How)伝えるか、の役割を担います。

広告プラットフォーマーは、これを載せるチャネルを最適化している状態です。このチャネルの最適化は、クリエイティブほど重要ではないのです。

それはなぜかというと、「商品・サービス」にほとんど依存せずに、どこに配信をすれば良いかを数学的に(単純な計算処理で)解決することが可能だからです。
しかし、特定の商品・サービスに与える因子を、学習できるわけではありません。

一方で、クリエイティブは、どうでしょうか。
クリエイティブは、商品やサービスとは切り離せません。
つまり、クリエイティブは、特定の商品やサービスによって、大きく左右されるもの、なのです。当たり前ですが、同じ業種・業態であっても最適なクリエイティブは違います。

例えば、同じ"牛丼の広告"を作る時に、吉野家と松屋のクリエイティブが全く同じで言いわけはないですよね?
強いクリエイティブには、企業のUSP(ユニーク・セリング・プロポジション=独自の売りの提案)が入っている必要があるからです。

この観点で、広告プラットフォーマーは、クリエイティブの量産や大量配信はできても、USPを出させる仕組みは提供できていないとみています。

日本を救えるのは、「クリエイティブの科学」だ。

私は、この観点で、日本企業が、どうしていけば良いのかを何年もの間、ずっと考えてきました。その結果、たどり着いたのが、「クリエイティブの科学」だったのです。

私は、「クリエイティブを科学しなければ、今後、デジタルマーケティングで勝てない時代が来る」と確信しています。
そのことを、世の中の多くの人に、訴えていきたいのです。

なぜ、他の対象を差し置いて「クリエイティブ」が最優先と言い切れるかというと、「クリエイティブ」は「ユーザーに最初に接触する情報の媒介物」なのです。

つまり、Webにおける「セールスマン」のような存在なのですね。このセールスマンが、ユーザーの気持ちを掴めるか、がとても重要なのです。

では、それを『「科学する」ってどういうこと?』と疑問に思われる方もいるかも知れませんね。「科学」は、私の解釈でわかりやすくいうと「(成功の)再現性を持たせること」という意味で使っております。

例えば、想像してみてください。
あなたのところに何か商品を売りに来たセールスマンが、
あなたに何も質問することなく、
目を合わすこともなく、
棒読みで"セールストーク"を読んで、
質問してもそれを無視されたら、どう思いますか?

「洗剤」を売りに来たセールスマンで想像してみましょう。
いきなり、「この洗剤には、◯◯◯◯という成分が入ってまして、特許を取ったんです!買いませんか?」(◯◯◯◯は聞いたことがない成分名)
「あなたが誰かは知りませんが、買うべきでしょ!」みたいな営業を受けると、おそらく、商品に興味があっても、多くの人は買わないでしょう。

普通のセールスマンなら、
「お宅では、普段、衣類の匂いが気になったり、衣類がごわついたり感じることありませんか?」みたいな、"共感"を生むポイント探しから入るでしょう。

これ、セールスマンなら当たり前ですが、現時点の「クリエイティブ」はリアルタイムの対話まではできませんので、このような「共感を生んでいない状態での提案状態」が起きてしまいます。同じクリエイティブが多数のユーザーに対応するため、100%パーソナライズもできません。

だから、伝え方によっては、本当は興味を持っている人にすら"ささらない"、ということが起きるんです。

これを解消するには、「いろんな提案をユーザーに出してみて、良い反応を得られるかどうかを調べ、汎用性のある、"ささる要素"を見つけ出すプロセス」=「科学」をすべきと考えています。

もちろん、全てのユーザーに1人ずつ合わせていくことはできないので、配信先の中でより多くの共感を生むポイントを見つけ出し、そこにフォーカスを進めていく必要があるのです。

これを調整していくプロセスが、我々のいう「クリエイティブの科学」なのです。

なぜ、広めたいのか

しかし、現時点では、この科学の方法は、誰も教えてくれません。

作り手の感覚ではなく、ユーザーの反応を元に、クリエイティブを改善しながら作っていく、クリエイティブ開発(制作ではなく、開発)があることを、その意義や方法を、世の中の多くの方に知って頂きたい、と思いました。

少し話はそれますが、一時期「クリエイティブは、AIに任せればいいよね」と言う話題が出ていましたが、私は、それをみて少し残念に感じてしまいました。

もちろん、AIを活用してアイデア出しの補完をすることは構いません。
でも、「勝ちクリエイティブを見つけること」は「事業のコアコンピタンスを再発見すること」に等しいのです。

貴社のコアコンピタンスの発掘を、多数とはいえ他社のデータを元に学習したAIに任せられるようなものなのでしょうか?
「差別化」を生むべきコピーが、クリエイティブが、そんな簡単に誰でも出せるものなのでしょうか、と、憤りを感じたのです。

だからこそ、「クリエイティブの科学」について、1人でも多くのマーケターや、そして経営者に、ビジネスマンに知ってもらい、AI任せ・人任せにせず自分たちでクリエイティブを研ぎ澄ます方法を知って欲しい、と強く思います。知った上で、信頼できるパートナーに任せるのは大アリです。

このような想いもあり、この度、「クリイエティブの科学」に関する電子書籍を出版させていただくことに決めた次第です。

電子書籍出版の告知予定POP

クラウドファンディングを実施予定です!

出版は確定しており、出版費用も支払い済みですが、
上述したような観点で世の中のより多くの人にこの「新しい考え方」を知ってもらいたいと思い、広告宣伝を使って広めたいと考えています。

我々だけの力、資金力だと拡散する力が足りませんので、クラウドファンディングにて、この発想に共感いただける同志の方(と呼ばせてください)から応援を頂ける分を広告にて拡散に使っていきたいと、考えた次第です!

獲得した費用で、我々自身で広告をうち、日本中の経営者に届けたいと思っています!

日本企業が市場の声を効率的にヒアリングし、商品・サービスをブラッシュアップし、世界に展開する企業が一社でも増えることが、切なる願いです!

もし、少しでも共感頂けたなら、クラウドファンディングページ公開時には可能な範囲でご支援を頂けると、とても嬉しいです!シェアだけでも歓迎します!

また、情報が明らかになりましたら、公開し発信しますので、note/facebook/twitterでのフォローをいただけますと幸いです!

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