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雇用されない働き方

こんにちは。ADS(株)のコモンズ創造室です。前の会社を辞める時、わりと沢山の人が「いいなぁ」「羨ましいなぁ」と言い、同時に「でも辞められるほどのスキルがないから」とため息をついていました。その気持ち、めっちゃわかる。自分も長いことそうだったから。

今だって自分も別に何のスキルもないのですが(笑)

でも年を取るにつれて、年月が経つのがどんどん早くなって、こないだ生まれた子供はあっという間に10歳になって、その間自分はそれなりに頑張って働いてはいたけど「これができる」と胸張って転職市場に乗り込めるようなスキルも身につかず。自分の時間を、会社のなんだかよくわからない会議だとか資料作りや報告に費やしていいんだろうか。

やりたくないことや自分が面白いと思えないことにはなかなか力が込められないから、パフォーマンスを発揮できない。それって会社にとっても社会にとっても、何より自分にとってももったいない。

やりたいことや面白いと思えることは人それぞれだけど、自分の場合は、本当はもっと社会課題に関わりたかった。会社ではなかなか出番のない自分の才能(興味関心)を活かしたかった。うちの会社の製品がスマートフォンの進化に貢献…とか遠回りのじゃなくて、もっと直接、社会貢献したい。もっとワクワクして心躍ることをやりたい。


そんな気持ちが高まって高まって、収入のアテはないけど辞めました。


コモンズ創造室の「コモンズ」っていうのは、雇用に頼らず、お金に頼りすぎず、生きるために必要なものをなるべく自分たちで作ったり共有資産として共同管理したりする、そんな暮らし方だったりコミュニティだったりのことです。

DIYで空き家をリノベーションする、セルフビルドで小さな家を作る、自然の循環を大事にした畑で労力をかけすぎずに食糧を自給する、そんなことから始めようとしています。

そうやって自分でできることを増やしたりシェアできるものはシェアして、生活コストを下げて、あとは地域の農作業や小さなお手伝いや困りごとに対応して、小さな収入を得る。そんな感じで結構暮らしていけるんじゃないか。そして雇用されない分、自分の時間をもっと地域や社会の課題解決だとか他のことに使っていけるんじゃないか。


コモンズのこと、それについて思うこと、これから書いていこうと思っています。

※雇用されない働き方、と言いながら会社名で投稿してるじゃないかと思われるかもしれませんが、それについてはまた別途。



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