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若者が選挙に行かない理由。

いつもお読みいただきありがとうございます。代表の竹村です。

私が独断と偏見で決めた先週の時事ニュースから1つピックアップして、仕事やビジネスに繋がる考え方をご紹介します。


事実上の衆議院選挙がはじまりましたが、恥ずかしながら人生で初めて今年選挙にいきました。

私の住んでいる兵庫県の知事選に行きました。


初めて行くので、立候補者の政策を全部見てから投票しようと思い各候補書の政策に目を通しました。


で思いました。

私は仕事柄事業計画書や提案書など目にすることが多いので、資料などに目を通す事は苦では無いのですが、普通に考えて政策の資料に休みの日やスキマ時間にわざわざ目を通さない。


今回衆議院選挙で各政党のマニフェストを目を通しましたが、何言っているか分からない。

全部が分からない訳ではありませんが、素人目でもどうやってこのマニフェストを達成させる気なんだ?

みたいな事を書いています。


例えば、共産党が掲げている消費税5%への引き下げ、低所得者への10万円給付、最低賃金1500円の引き上げ。


民間企業であれば、この様なほぼ無謀に近い事業計画は銀行から指摘を喰らいます。

公約は言わば広告です。

私は誇大広告として認識しましたし、民間であれば公正取引委員会からの指摘や行政命令が出されます。

ようするに、登録いただいたお客様皆さんに100万円のキャッシュバック。

みたいな事を書くと景品表示法違反になります。

(1億円の不動産とかなら違法では無いのですが・・・)


しかし、選挙や公約にはこういった素人目でも分かる無謀な公約を記載して目を引こうとしている政策が目立つ。


今では若者の方が1日に目にする情報の量は多いと思っています。

その中で、何が嘘で、何が真実なのか?

そこまで明白で無くても、なんか怪しい。というモノに免疫があります。


無謀な政策をあたかも実行可能な様に表現することは、「なんか怪しい」と思う広告と一緒です。


そりゃ若者は選挙に行かんって・・・。

だって怪しいもん。

だってどうせ嘘やもん。


共産党の公約をかいつまんで記載しましたが、実際は84個あります。

そして全部活字。

1つの政策で平均2万文字。

誰が見るねん。

国民は皆忙しいねん。


私は広告代理店を営んでますが、

私の持論で「万人ウケする広告はクソ」

と常々クライアントに言っています。


公約はこのクソの広告の象徴と言えます。


結局誰に向けて、誰のために、誰が得するのか?

全くもって分からない。


共産党に限らず、ほぼ全部の政党の政策がそんな感じです。


若者に選挙に来て欲しいと言いながら、若者が見ないような政策の書き方。

若者に来てほしいなら、図解や動画などを作って見てもらえる工夫が必要だと思うんです。


人に伝える事を商売にしている私は改めて、「万人ウケする広告はクソ」だと強く思う瞬間でした。


最後までお読みいただきありがとうございました。

現在、新しい事業を開始しました。

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