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人材超大手内定4社の男にインタビュー!人材行きたい人は読んでくれ!

人材系の会社ででっかいところと言えば!という感じで思いつくトップ5つくらいのうちの4つに内定をもらった学生「山田君(仮)」に来てもらいました!良くも悪くも時代を象徴する今キテるという印象のある企業が並ぶ人材業界は、美男美女が多くてイケイケというようなイメージが強く、インタビュアーである世にいう陰キャの筆者「犬」とは完全に無縁で羨ましい限りです。

人材会社の面接の流れって??

犬:人気の人材業界で、なおかつ素晴らしいネームバリューの会社4社も内定を取るというのは尊敬に値します!まずどんな流れで面接をすることが多いでしょうか。

山田君:面接から採用までのフローは至って一般的な印象で、自分が受けた4社はすべて、ESとWebテストを受けてから面接に移って、回数に差はありますが3~5回程度乗り越えると最終人事面接という形です。直接人から感じる感触のようなものに力を入れている印象があるため、ESやWebテストは足切り的なイメージであまり重きを置いていることはないと思います。また企業側が採用者を選ぶだけではなく、採用者も企業を選ぶ存在であるものであるという前提で、お互いの納得感やマッチング意識というものを大事にしていることから、面接以外にも何度も面談などを設定してくれるところが多いです。これは人材業界の特徴ではないでしょうか。

犬:しょっぱなからメモメモというようなコンテンツですね。大事な話が多いです。転職者や求職者を相手にする業種であるからこそ、採用者ともマッチするかどうかという部分を大事にしていると面接経験者が語るのは、企業にとってもプラスイメージですね。先ほどもちらっと出ましたが、面接のフローは一般的という中で人材企業の採用過程の特徴と感じる部分はどういったところですか。

え、顔採用?!

山田君:そうですね、冒頭で美男美女が多いと触れていた部分があるじゃないですか。それはあながち冗談でもなくて、もちろん顔で採用活動が行われているとは一切思いませんが、その節があることを認めているのが人材業界なんじゃないのかなと思います。

 これは決して顔がよくなきゃダメとかいう話ではないのですが、業種として人を企業とマッチングさせることをしなければいけないので、まず人から本音でいろんなことを相談してもらえる人間でないといけないですよね。顔が良いことがその条件というわけではもちろんないですが、第一印象や雰囲気という部分で、人から信頼されづらかったり心を開かれづらかったりすると、それはこの職種において不利になることが実際の業務でも多くなることが容易に想像できます。それによって顔が良い人とかが多くなるのは必然的な現象のような気がします。

 実際に社員さんと面談をしても、ぱっと見の印象とかはすごい大切だよと言われました。その説明として、他の業種の商品を売る営業職などは、基本的には商材の良さを売り出す中で自分を一緒に信頼してもらうというのが主であるが、人材業で人の良さを引き出して企業とのマッチングをするには人として信頼されて対話をすることが1フェーズ目になるから、第一印象が良くなければそもそも質の高い業務にはならない、という話をしていただきました。これにはすごく納得がいきました。

犬:なるほど。ルックスが良い人が採用されすいというような話はどの業種でもよくある話ではありますが、企業側はそんなことないよーーと言いたい印象がありますよね。それに対して顔が大事というわけではないですが、第一印象、ぱっと見の雰囲気、のようなものが大切だと面談で言ってくれるというのは業界の特徴ですね。面談で話を聞いた機会が多くあるようですが、どんな人を欲しているかというような内容のお話はありましたでしょうか。

人材会社の求める人物像

山田君:どんな会社でも大事なことだとは思うのですが、特に人材系を受けているときに説明会や面談で強調されていたのは「誠実さ」という部分だと思います。何を売るにも何を作るにも何を考えるにもサービスを提供する人間として誠実さは当然必要ですが、人材業界は少し特殊だと感じます。例えば転職希望者をどこかの企業へ送り出すとして、その場で大金が会社に入るが活躍しづらそうな企業へ送り出すか、得られる利益は低いが活躍できる企業を選ぶかというシチュエーションがあったとします。そこで会社からの評価と顧客の将来性を優先するかというだけの問題で合ったらどんな業種でもあると思いますが、人材業界ではこれが会社の利益にも関わってきます。一旦入る利益以上にその転職者がこの先活躍していくことによるバックが重要な指標となってくるということです。利益を追求して人と競ったり目標達成のためにあらゆる手段を尽くせる能力値が高い人は多くの業種で評価されますが、本当に誠実に顧客と向き合って、その人のことを考えた仕事をできる人間のほうがさらに重要な指標になると感じます。面接中は常にそれを意識すると、自ずと的確な回答ができると思います。

犬:簡単そうに聞こえますがものすごく難しいことですよね。誠実ぶることっていうのはできそうでできないことなので、面接のときにそれを意識して話すのに加えて、日常面から人間性を磨くことは必須ですね。もちろんこれはどんな業種でもですけどね。ただ誠実になろう!というのはそんなに簡単にできることではないので、他にこれから就活を始める学生が気を付けることややるべきことはありますでしょうか。

人材会社の就活はここを抑えよう!

山田君:そうですね。今話したことも含めて、前提にあるのが人材業界の仕事は人間を根本からしっかり知る必要があるということに集約できると思います。そして他人を知るためには、まず第一に自分自身のことを理解できていなければいけないというのは当然ですよね。そういう意味で自己分析がしっかり出来ているかはすごく重要だと思います。就活を始める前に、自分の実績まとめ程度の表面的な部分で終わらせずに、自分がどんな人間かを真剣に分析して自分を他人に語れるレベルにしておくのは正しい準備ですね。

犬:ありがとうございます。ここまですごく真っ当な就活生の模範のような内容を語っていただき、読んでくれた就活生もきっと背筋が伸びる気分でしょう。最後に読者が得したなと感じてくれるような、とっておきの人材業を突破するためのテクニックとかあったりしたら書きたいんですけど。(笑) 何かあったりしますかね。

山田君:これはね、一つ特殊なことを僕はやっていましたね。真似して確実に成功するとは言いませんがとっておきのテクニックと言えばこれかなというのがあります。

経験者が語る必勝法

 通常面接が始まったら膝に手を置き、背筋を伸ばして、面接官の目を見ながら応対するというのが基本ですよね。自分は一番最初に、後で振り返ったり、一人の社会人の先輩として参考にさせていただきたいので、メモを取ってもよいですかと聞きます。そして自己紹介の段階からひとつ残らず記録して、逆質問の時に「え、そこまで聞いてたの?」と面接官に思わせるような質問を持ってきます。人材業ですから、人に興味があるかどうかっていうのはすごく大事じゃないですか。これはそこをターゲットにしたテクニックで、面接官のことをすごく興味をもって聞く姿勢というのは、面接官からして悪い気分になるわけもなく、自己紹介とかいう部分は面接ではスルーされがちですが実際語りたい話もたくさんあるはずです。ここを良い気持ちで語ってもらうことっていうのは、人に対して興味を持つことができる部分を示しながら、面接で終わりではなく社会人になってからの成長まで視野にいれていることもプラスに働き、さらに武勇伝を聞いてもらって面接官の気分もよくなる、といういくつもの利点があります。もちろんメモはだめですというときもありますが、意向をしっかり伝えられていれば断られても問題はありません。もしいいなと思ったらぜひ使ってみてください。少なくとも自分は人材系の会社では全部で、メモとってたくさん知りたいですという姿勢を前面に押し出して内定をもらいました。

犬:それはそれは金融系の会社しか受けていない自分からすると想像もつかない手法でしたね。面白い上に、読者さんが参考にしてくれたらすごくうれしい特別な情報になりましたありがとうございます。

まとめ

 筆者犬は一切人材系の会社に受けたことがなく、余計な自分のまとめを入れてしまうと人材4社内定の凄腕就活生の考えを邪魔してしまいそうなので簡単に終わりにしますが、1つ言えるとすれば、前回の記事: 

外銀・コンサル内定者二人の学生が偉そうに対談。就活を通して感じたことを本音で。

にもあるように、就活の基本は準備だと思います。ここに書いてあることを見て、自分が苦手だから人材は無理だなとか、本番でテクニック使ってこうしなきゃな、となるのではなく、目的を見定めてしっかり準備して面接までに適性のある自分を完成させていけば必ず受かると思います。そのうえで読むとどんな内容も価値が変わってくるので、ぜひ参考にしていってください。ありがとうございました。

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