すごいアドリブ力!227「自尊心に出会うアドリブ力」
こんにちは、くらです。
アドリブ力とは、「咄嗟の判断・対応によって、自分を含め周りの人たちも幸せにする力」と定義します。
どんな人も、人生の中で培った、自分独自の力があります。
その力を周りの人とちょっとずつでも共有できれば、あなたの周りはどんどん明るくなり、お互いの力で更に明るく、そして楽しく場を育てていくことができます。
あなたの力に気づいていただくヒントとなるようなお話を紹介していきたいと思います。
あなたも私も、お互いにアドリブ力を磨いて、お互いの生きる場をどんどん明るく照らしていければと思います。
クイズ
本物のプライドー自尊心は、○○○と○○○という安っぽい殻をパカっと割ったとき、中から生まれてくる。
○に入る言葉はなんでしょうか?
[こたえ]羞恥心、虚栄心
まえがき
本物のプライドとはなにか。「プライド」が傷つく、という「プライド」とはなんなのか。考えさせられる言葉です。
自尊心とは
「人はたいてい、『やりたいこと』と『やるべきこと』の間で、右往左往しています。『だらだら遊んでいたい』と『きちんと仕事に向き合って完成させる』の間で揺れながら、最終的にやろうと決めたことが、『やるべきこと』です。
やるべきことが決まっても、完成するまでにはたくさんの邪魔が入ります。やる気が出ないというのも達成の邪魔になりますが、もっとたちが悪いのは、こんな気持ちです。
『俺にだって、プライドはある。そんな仕事をするなんて、プライドが傷つく』
いざ、やるべきことを前にしたとき、『格好悪い、人から評価してもらえない』という気持ちが湧いてくると、プライドという言葉を言い訳に使う人が多いようです。
こうした人は、プライドという言葉の使い方を、間違えています。
人からどう思われるか、自分がどう見えるかを気にしている人は、プライドなんか持っていない。単に、自分自身の恥と見栄にとらわれているだけ。僕はそう思っています。
羞恥心と虚栄心。そんな安っぽい殻をパカッと割ったとき、中から生まれてくるのが、光り輝く本物のプライドーー自尊心です。」
(『アイデアの接着剤』水野学(朝日文庫)より引用 P102-103)
あとがき
自尊心とは、自らを誇りに思う気高い心、心意気、と理解します。周りの評価にはゆるがない。でも、そのためには、限りなく自分を高めていくという志が必要である。
自分を高めていくためには、自分ができないことを素直に受け止め、そしてできるようにする、もしくは、できないことを認めて、助けを求める。目的は何かをはっきりと自覚し、その上で実践する。
虚栄心は、できない自分を受けとめることができずに、そこからなんとか逃げて、できない自分を保つための自己弁護の心。これがあると、人はなかなか先へは進めない。自分のありのままを認める勇気が、本物の自尊心を育んでいく。
辛いことも多いと思いますが、これを乗り越えていくと、本物の気高い自分に出会うことができる、という、至福のときを得ることができる。私自身も未だに修行中です。
今回もお読みいただきありがとうございました。
今日の一言
「今日の一言:自尊心に出会うアドリブ力は、ありのままの自分を受けとめることで磨かれる」
今日の「みんなのフォトギャラリー」
いつも「みんなのフォトギャラリー」からすてきな画像を拝借しております。今回は、みずたまさんの画像です。ありがとうございます。
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「ちょっといい自分」創造コンサルティングはじめました。
自分に自信がなくても、そのままの自分をお話いただき、あなたはそのままですごい人だということを気づいていただければと思っています。
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