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ADHDは、文明の利器に頼ることが大事。


ADHD_noteです。


今回は、(特にADHDなどの発達障害当事者は)
文明の利器に頼ることが大事ということを書きたいと思います。


ADHDのある私は、スマホとパソコンはマストアイテムで、
もはや、これらが無い日常は考えられません。

(すでに身体の一部になっていると言っても過言ではありません。笑)



スマホ・パソコン以外にも、
近年、さまざまな場面でIT、AIを活用した機械化が進んでいます。


なかでも、私が ”ありがたいなぁ・・・” と思うことに、
電子マネーの普及と、レジの会計自動化があります。


・電子マネー
私の場合suica、LINEPay、PayPayなどを利用していますが、特にsuicaに関しては、最近では交通機関だけでなく、スーパーやファストフード店、街中の自販機、一部の飲食店でも利用できるようになっていて、ほぼ、現金を利用せずに生活できてしまうほどの状況になってきています。


・レジの会計自動化

イオンなどの大手スーパーをはじめとして、多くのスーパーやコンビニで導入されることが多くなってきています。

これまでは店員さんに、”レジの前で代金を渡して、レジの前でおつりをもらう” というやりとりが必須でした。

一方、自動レジの場合は、店員さんと直接やりとりはせず、
「お会計1682円です。5番の精算機でお支払いをお願いします。」と案内されたら、(この場合)5番の精算機で(レジとは別の場所で)、機械にお金を投入するというスタイルで会計をします。

特に、私が電子マネーの普及と、レジの会計自動化について、
”ありがたいなぁ・・・” と思う理由は、
私自身に、計算が苦手な特性があることを自覚しているためです。
この症状は、私が小学校の算数の授業を受けていたころから自覚していて、
私は、LD(学習障害)の中の、算数障害というものだと思っています。
(ただし、私が自覚しているだけで、現時点で診断はされていません。)

※ちなみに、ADHDはLD(学習障害)を合併することが多いと言われる障害です。

たとえば小学生の頃、九九・2ケタ以上の暗算・算数の文章題が極端に苦手で、私は、『周りの同級生たちは、なぜ速さの問題などをスラスラ解けるのか?』と、いつも謎に感じていました。

その頃から、おつりの計算も非常に苦手で、いまでも、”必ず間違える”ほどです。つい先日も100円ショップで、500円のお釣りをもらおうと、レジの前で必死に計算してから支払いしたところ、なぜか、おつりが450円になってしまい、硬貨が5枚に増えてしまいました・・・。


さて、機械化の流れは他の業種にも波及していて、

・ガソリンスタンド
ここ数年でフルサービス(店員さんが給油したり窓を拭いてくれたりする)店舗はかなり減少し、ほとんどがセルフ式スタンド(自分で給油する方式)に変化しています。
私が見たENEOSのスタンドには、1円単位の現金で会計ができる(給油機に1円ずつ直接入金できる)セルフスタンドもあります。

・コンビニ
完全セルフレジ(商品のバーコードを自分でスキャンして、電子マネーで支払いまでできるレジ)だったり、半セルフレジ(カウンターの客側に支払い機能などを備えていて、支払いやポイントカードのスキャンまで、全て客側で行う)店舗が出てきていて、少しずつ増えているようです。
ちなみに高輪ゲートウェイ内のコンビニなど、完全自動化の無人コンビニも出てきています。

これらはある意味で、ノーマライゼーション(障害をもつ者ともたない者とが平等に生活する社会を実現させる考え方)に沿った流れともいえます。


私のように発達障害のなかでも、ADHDを持っていて、かつ、若干LD(特に算数障害)を持っていると思われる者にとって、

このような時代の流れは、めちゃくちゃ助かります。

何より、「おつりの計算」からの解放は最高です!笑


たとえば、先ほどのスーパーで、”1682円のお会計” であれば、
これまで私は、一万円札か五千円札、二千円札(千円二枚)など、
”お会計金額以上の紙幣”を出すことが多かったですが、自動化されてからは、とりあえずその時点で財布の中にある小銭を全て精算機にぶち込むことにしています!笑 ワイルドだろぅ~?
(※ただし、硬貨ごとに20枚まで、など制限のある機種もありますが。)


・・・すると、自動的に機械が投入された硬貨を
判別、集計して、画面に表示してくれます。
現在の投入額1367円、不足額315円などという感じです。)


この例の場合、必要金額の”1682円”を超えて入金しても、自身で精算ボタンを押すまで会計されませんので、たとえば、『500円おつりが欲しい!』と思ったら、画面を見ながら、不足額が+500円(投入額が2182円)になるように調整して機械に投入するだけで済むので、負担が大幅に減り、非常に助かります。



最近では、腕時計のバンド部分にFeliCaを搭載し、かざすだけで電子マネーが使用できる機器なども増えています。


海外では、手の皮膚に手術でマイクロチップを埋めて、そのチップで日々の支払いや、家のカギ(電子錠)として活用することも一般的になっているようです。


まさに発達障害当事者にとって、
IT・AIなど、文明の利器は素晴らしい存在です。

計算の間違いなどが減りますし、時短にもなります。

今後、さらに進化していってほしいと思います。

いやー、この時代に生まれてよかったなぁー!笑


私はこれからも、
積極的に文明の利器に頼ることにします!

ちなみに画像は、家電と言えばアキバ的な画像。

Judith ScharnowskiによるPixabayからの画像

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