コンサータ増量しすぎて頭がごちゃごちゃしてきた


満を持してついにコンサータ36mgデビュー!

18mg⇨27mgと段階を踏みコンサータを増量し、初投与から45日経ち、特に副作用もなかったので36gのコンサータを処方してもらえることに。

36mgを服用し3日間経った今、27mgを投与していた時には全く感じなかった副作用が現れた。頭の中がごちゃごちゃしだしたのである。そんなごちゃごちゃした頭で私が体験したコンサータの副作用についてレポートしようと思う。


この冒頭文を読んで、「服用を考えてたけどやっぱりいいや〜」って思われた迷える子羊の皆さんにお伝えしたい。

増量して頭がごちゃごちゃした原因はコンサータが悪い薬だからではない。

用量や飲み方を厳守すれば本当にありがたい助けになってくれる。もっと早く病院に行って治療を始めていたらどんなに違っていたか...と何度悔やんだことか。(もちろん成人するまで野生の(薬無しの)ADHDとして生活したからこそ得られたものもたくさんある。それも今度別の記事でお話ししたい。)

その悔やむ気持ちがズボラな私をこうしてブログを書くまでに至らせていて、一人でも多くの人がもっと早く治療を受けて自分自身と向き合えるようになってほしいという願いが全ての記事には込められている。

まだ情報が少ないADHDの治療について一個人の体験を発信出来たらと思い、今回はデメリットについて話すことにした。

コンサータが悪い薬だからではなく、①自分にとって最適な量ではなかったこと、②コロナ禍による外出自粛による生活習慣の乱れにより、医師に勧められた服用の仕方が出来ないこと、これらが原因として考えられる。

ちなみに現在服用している36mgのコンサータは、私にとって最大限度の服用量。(体重1kgあたりコンサータ1mgまで)まだ初投与から1ヶ月半しか経っていないので、徐々に服用量を増やして自身に最適な量を探している最中で、おそらく私の最適な投与量は27mgだったのだろう。


ごちゃごちゃした原因① 眠れん

コンサータの副作用の一つに不眠という症状がある。27mgの時も実感はあったものの、36mgに増量した瞬間耐えられんレベルの眠れなさ、絶対疲れているのに布団に入っているのに全く寝付けない。1時に布団に入って4時間以上、外からカラスの鳴き声が聞こえあゝもう世界は朝なんだなと絶望しようやく仮眠状態に入る。

朝になるまで眠れないなんてことは服用前の自分にとってはあり得ないことで、あなたを想って眠れない夜があった〜♩なんて歌詞には一ミリも共感したことがなかった。布団に入れてるんだから寝ろよとすら思っていた。そんな自分がまさか眠れない夜を過ごすなんて...

そんなこんなで気づいたら朝、寝不足の頭をコンサータで叩き起こす。

飲んだら嫌でも目が醒めるから昼寝なんてできやしない。集中しようにも徹夜明けのハイな状態で熟考する事なんてできない。

コンサータ無しの’脳内多動状態’の頭のごちゃごちゃとはまた別のごちゃごちゃに苛まれる。前者の頭のごちゃごちゃを散らかった部屋に例えるなら、後者のごちゃごちゃはクラブのような感じである。いわゆるバイブスがぶち上げな状態で脳内の騒がしいパリピたちが私の集中力をぶった切っていく。コンサータ無しのネガティヴ状態よりは数百倍マシだが、集中できないのは困る。



ごちゃごちゃした原因② 起きれん

先述の眠れない話の中で『そんなこんなで気づいたら朝、寝不足の頭をコンサータで叩き起こす。』ということを記したが実はここには嘘がある。

そんなこんなで気づいたら朝、ではない、もう昼である。

11時を昼と捉える人が世の中にはいるらしい、しかも大勢。しかしコロナ禍自粛期間の私にとって時間なんてものはただの数字でしかない。

今の自分にとっての朝は、布団に入って10時間後、これ以上寝たら自己嫌悪に陥る限界のタイムリミット。それが私にとっての朝である。たとえ日が沈んでいようとも私が起床したのならばそれは私のとって朝なのだ。

起きれないというか寝過ぎが問題である。コンサータの効果は大体12時間ほど。その間は覚醒していて眠ろうにも眠れない。だから余裕を持って就寝時間の14時間前には服用して、就寝時間までに完全に効果を切らせておくのが理想的なのだ。

しかしここで問題が発生する。

毎日10時間睡眠が基本のロングスリーパーの私にとって就寝時間の14時間前は睡眠時間真っ只中である。

理想的な服用時間に無理やり目を覚まし眠たい頭で考える。ようやく眠りにつけたのだからもう少し眠りたい、でも今覚醒しなければまた今夜も眠れなくなってしまう、でも今起きたら今日1日中寝不足状態になってしまう、そんなジレンマに頭を悩ませているうちにまた夢の中に戻り気づいたときには最適な服用時間はとうに過ぎているのだった。



まとめ

この悪いサイクルをなんとかするためにいくつか方法を考えた。

⑴日中に運動をして体を疲れさせ眠気を増進させる。

⑵医師から睡眠薬を処方してもらう。

⑶コンサータの量を減らす。

⑷無理やり寝ようとせずに眠くなるまで普通に生活し、日にちという概念を取っ払い独自の生活サイクルを築く。


ひとまず⑴から⑷の順番で試してみることにした。最初の項目が「運動」である時点で気が進まないけど、なんとなく27mgでは効果が感じにくくなっていたから、27mgに戻すのではなく36mgにこちらから歩み寄る形で改善していきたい。

もう最後の方になると体力がなくなってきてまとめが適当になってしまった。もっといい感じの締めを期待してくださった方、申し訳ない。ここまで読んでくれてありがとうございました。またレポートします。

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