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おいしいごはんが食べられますように  を読んで。

よくある会社員の話といった印象。
その日常で
男女の色々や
同僚同士の色々がある。

二谷。男性。会社員。
芦川さん。女性。同僚。
押尾さん。女性。同僚。

たぶんみんな、30前かな…。

芦川さんは体が弱く、体調不良で休んだり、残業できなかったり、研修いけなかったり。
優しくて、お菓子作りが好き。

押尾さんは、チアリーダーをやっていて。仕事を普通にこなす。芦川さんが苦手。

私はどちらもあるかな〜。頑張って研修行ったり、残業するタイプではない。でも、お菓子作ってきたりは職場にはしないかな〜。

二谷は歳が一番上で二人とそれぞれ、関わる。

二谷と押尾さんは、押尾さんの提案で芦川さんに
いじわるをすることにする。

二谷は芦川さんと過ごすようになり、関係を持つ。ちょくちょく家に来るようになる。

押尾さんも二谷とご飯に行く。関係はない。

付き合うってのはあいまいでこういう関係はよくあるなと思う。

芦川さんが職場にお菓子を作ってくるようになり、
それを二谷は残業時にゴミ箱に捨てる。押尾さんは
それを芦川さんの机に置く。

お互いの行為を知らない。

二谷は食事に対する持論があり、こだわりなどに
対して反する意見をもつ。

ある日、お菓子のことが他の人に知られて
押尾さんということになる。

二谷は自分の関与は言わない。

やがて押尾さんは退社となり、
芦川さんは二谷との結婚を期待している態度をとる。二谷もまんざらでもない様子。

押尾さんには昔の自分を重ねてしまう。正義感や正論から人の好き嫌いを決め、表に出してしまうからだ。自分の内側の妬みや羨ましさに気づきはしてないんだなというところに若さを感じた。
ただ、正直だし、素直さを感じた。
私だったら、そういう人だとして距離をとるかな。
嫌いなのは仕方ない。
ただ、人は色々いるからな…と思う。

二谷はどうだろう。一番わからない。
食事の持論で自分と関係のある同僚が作ったお菓子をぐちゃぐちゃにして捨てる。
その同僚とは結婚するかもしれないと思っている。
この裏表には狂気を感じた。
もっともっと深い闇があるようだ。

芦川さん、周りが繊細さから守ってくれていて
葛藤が少なく、望んでいる結婚までいけそう…
いや、ぶつかるだろう。
何となく周りから守られる人は
周りから簡単に壊されると思うから…

人によってはどう捉えるだろうと思った。
今までの勝ち組やらなんやらは芦川さんかな?
二谷とか?

外側はありがちだけれど
どうとも捉えられる。
どうとも広げられる内容を含んだ登場人物だと思いました。

私、個人的な勝手な偏った考えです…

最後まで読んで下さってありがとうございました♪


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