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【連続投稿39日目】仕事における「教え方のコツ」を育児にあてはめて考えてみる

この時期は、新入社員や異動してきた人に対して、仕事を教えている方も多いかと思います。

(入社早々に自宅待機になっている方も多いのかな…)

私は、人材開発部門に10年以上おり、
「教え方」を教える仕事をしています。

今日は、初めて後輩育成をする事になった方向けに、教え方のポイントについて書きたいと思います。

そして、それらを子育てに置き換えて考えるとどうなるかも書きたいと思います。

教え方のポイント

1.具体的に教える

抽象的な指示は NG。指示された後にすぐに実践できるように「行動レベル」に分解して伝えることが大切。

抽象的な指示、やってますね。(さっそく反省)

「集中してご飯食べて!!」「ちゃんと歩いて!」

毎日言ってますね。

どちらも抽象的で何をどうしたら良いか分かりづらいですよね。

「集中してご飯食べて」→「遊ぶのはごちそう様してからだよ」とか?

「ちゃんと歩いて」→「道路では危ないから、走らないで歩こうね」「人にぶつからないように行く方向を向いて歩こうね」とか??

2.一度に教えすぎない

あれもこれもと欲張らずに、教える必要がある内容を絞り込み、一度に教えるのは多くても三つまでを心掛ける

義理の両親がうちに泊まっていた時、食事中に祖父、祖母、父の三人から同時に「ほら、○○しなさい」みたいなことをたまたまいっぺんに言われてしまい、結果、息子は食事を放棄してソファに行ってしまいました。

大人でも「あれしなさい、これしなさい」といっぺんに言われたら、嫌ですし、混乱もしますよね。

最初に数字を提示するテクニックは子どもにも有効だと思います。

例えば、スーパーに入る前に「買い物の時のお約束は2つだよ。1つめは、走らないこと。2つめは、買わないものは触らないことだよ」など。

そうすると、次回からは「買い物の時のお約束は何だっけ?」と聞くと覚えていてくれます。

我が家はこの方法で、「夕方に買い物に行くと、興奮しすぎて走ってしまう」問題を解消できました。

3.理由とセットで伝える

作業内容だけではなく、なぜそれが必要なのか目的や理由とセットで伝える

これも反省です。

たまに「いいからやって」としか説明できないような事とかあります…。

4.反応を確認する

一方的に教えるのではなく、一つのことを教え終わったら、相手の言葉でどう理解したか、どう受け止めたかを話してもらうなど、反応を確認する

うーん、子どもに対して、一方的になっていることもあるかも・・・。

どう受け止めたかを子どもにも話してもらう。大切ですね。

という訳で、教え方のコツを子育てに当てはめて考えてみたら、案の定、反省点だらけでした。

最後まで読んで下さってありがとうございました。

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