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「社会にインパクトを与えたい」コレクティブ・インパクトの場所としてアドライトを選んだ理由

アドライトは、共にまだ見ぬ未来を共創するメンバーを探しています。正社員や外部パートナーなど多様な働き方、ポジションで人材を募集していますが、募集するにあたって何より重視しているのは、お互いの価値観が一致すること。

今回はディレクターとして事業開発プロジェクトを担当する近野寛介にジョインした理由やアドライトの強み、仕事環境について話を聞きました。

近野 寛介|Chikano Kansuke
株式会社アドライト ディレクター 事業開発プロジェクト担当
大学院修了後、マーケティング企画会社、大手広告代理店、事業会社コンサルティング部門、経営コンサルティングファームを経て2020年アドライトに参画。多数のマーケティング・ブランド戦略立案支援経験で培った深い生活者ニーズへの洞察を基にした顧客起点発想を得意とする。現在は新規事業開発プロジェクトにおけるクライアントの伴走者として、その戦略立案からアイディア発想・検証、PoC、実際の事業化支援までの全般を手がける。

大きなインパクトを与えられる仕事ができる環境を求めて

―― 本日はどうぞよろしくお願いします。最初に、アドライト入社以前のキャリアについて教えてください。

大学院を卒業後、マーケティングの企画会社に新卒入社し、法人の新規開拓営業に取り組みました。2年半ほど働き、中長期的により深くクライアントの課題解決をしたいと思うようになり、2社目として大手広告会社のアサツー・ディ・ケイ(現・ADKホールディングス)に営業職として入社しました。

広告会社には、クライアント企業のマーケティング戦略を考えるストラテジックプランナーという職種があり、当時私は営業職からの配置転換を希望していました。しかし、社内事情もあり最終的にその希望は叶わず、マーケティングコンサルタントとして3社目に移ることにしました。それが社会人6年目、30歳になるタイミングです。

3社目ではマーケティングやブランドコンサルティングの案件を担当しました。仕事内容には満足していましたが、自分のキャリアがマーケティングやブランディングなどのコミュニケーション領域に限定されていることにジレンマを感じるようになり、今後は経営観点から事業全体を俯瞰し、より幅広い仕事にチャレンジしてみたいと思うようになったんです。また、当時はDX(デジタルトランスフォーメーション)について言及され始めた時期でしたので、デジタル領域の知見も身につけたいという思いがあり、DX領域にいち早く取り組んでいたコンサルティングファームに入りました。

―― 元々、そのようなキャリアパスをイメージしていたのでしょうか?

最初から考えていたわけではなく、その時々で最適な選択をしてきた結果です。コンサルティングファームでは経営に関わるテーマ全般と、コンサルタントとしての汎用的なスキルを身につけることができました。ナショナルクライアントのオフィスに常駐するプロジェクトに参画し、扱うテーマも大規模なものが多かったですね。

IT分野やデータ解析など様々な経験ができる環境でしたが、実はだんだんと違和感を持つようになりました。1人のコンサルタントがクライアント企業の経営に及ぼせるインパクトの “限界” みたいなものを感じてしまったのです。自分の中で、イノベーションや新規事業開発のテーマが企業にとって大きな影響を及ぼすものであり、最重要課題だという思いが強くなっていき、その領域に特化したキャリアに進む決断をします。そして、それを実現できる環境がアドライトでした。

―― コンサルティングファーム時代に抱いた違和感とは、具体的にどのようなものだったのでしょうか?

大企業のグループの中のいち部署、さらにその中の1つのチームのご支援というプロジェクトも多々ありました。もちろんその仕事には意義があり、現場単位では相対する方に感謝されたり喜ばれたりするやりがいは感じましたが、売上が数千億、数兆円という企業に対するインパクトはあまり大きくないと思ったんですね。自分自身が貢献している実感を得にくかったのは事実です。

―― 確かに担当企業やプロジェクトの規模が大きいと、一人ひとりの貢献度は見えにくいかもしれませんね。より大きなインパクトを与えられる仕事がアドライトならできそうだと感じたのはなぜでしょうか?

新規事業の創出に直接的に関わることができるからです。ゼロからの立ち上げには時間がかかりますが、アウトプットとして目に見える形になるので自分自身の介在価値を感じやすいです。生み出した事業が大きくなって、次の成長の柱に育つこともあるので、やりがいは大きいですね。

多種多様な人材とアグリゲーターとしての力

―― ご入社前の、アドライトの第一印象を教えてください。

オフィスのあるInspired.Labに面接ではじめて伺った際に、スタートアップっぽい、自由で風通しの良い雰囲気を感じました。代表の木村やディレクターの佐藤とも話をしたのですが、人への接し方が丁寧だというのが第一印象で、入社後スムーズに活躍できるイメージを持てました。

―― 入社前後でギャップはありましたか?

少数精鋭で外部のパートナーとの連携が多いことには、いい意味でギャップを感じました。外部のプロフェッショナル人材とのプロジェクトワークは、昨今のジョブ型雇用社会という文脈で考えても先進的な組織だと言えます。会社規模に対して、大手の著名な事業会社や自治体とのプロジェクトが多いことにもいい意味で驚きましたね。

―― 確かに正社員と外部のパートナーで、プロジェクト毎に最適な人員配置をするワークスタイルは新しいですね。アドライト入社後のキャリアについて教えてください。

2020年4月にマネージャー候補のポジションで入社し、最初は進行中のプロジェクトのサポートに従事して、代表木村の仕事の進め方、動かし方を見ながら徐々に慣れていきました。そして、入社から半年ほどでマネージャーに就任し、事業会社向けのプロジェクトを担当するようになりました。2021年4月からはディレクターに昇格し、事業開発プロジェクト担当をしています。10月からは、その中でも主に新たなプログラム(サービス)開発とプロジェクト管理を担っています。

―― 仕事の幅をどんどん拡張されていますね。新規事業開発支援など、アドライトの同業と言える会社は他にもあると思います。その中で、アドライトの強みはどこにあると考えていますか?

アグリゲーターとしての力です。ゆるやかで多種多様なネットワークが大きく広がっていて、必要な人材や知見を引っ張ってくる力があり、成果に結びつける力がありますね。社内だけで仕事を完結させず、各領域のプロフェッショナルが集まる場になっているので、様々な化学反応を起こせることが強みです。

―― 様々なタイプの人と一緒に仕事をするアドライトにはどういう人が向いているのでしょうか?

やわらかい人でしょうか。多様な専門性と価値観を持つ人と関わってプロジェクトを進めていく必要があるので、やわらかく人に接して、柔軟な対応ができる人が向いています。また、プロジェクトに正解はないので、すぐに答えを求めたり、答えがないとモヤモヤしたりするタイプの方は合わないかもしれません。意外に感じるかもしれませんが、ロジカルなことにこだわり過ぎないことも大切です。

―― プロジェクトには、アクシデントもつきものですか?

時にはアクシデントも起こります。ですから、想定外のことでもポジティブに受け止められる度量の大きな人が合っていると思います。アドライトは「限界なき世界を描く」というビジョンを掲げていますが、それを実現するためにも必須の資質です。

また、私自身は中長期的な視点を持つようにしています。事業会社の新規事業は年単位で腰を据えて取り組むことも多いので、そういう長いスパンで社会や物事を捉えることができる人は、アドライトのプロジェクトとの親和性が高いと感じます。

世の中にない新たな価値を生み出せる環境

―― ここからは未来の話を伺いたいと思います。今後、近野さんがなんとしても成し遂げたいことはありますか?

アドライトに入社する際に、コレクティブ・インパクトを仕掛けたいという話をしていました。アドライトは幅広いステークホルダーとの関わりがあります。行政や地方自治体、民間事業会社、大学、スタートアップ。それらを全て巻き込んで、単一プレーヤーでは到底解決することができない社会課題の解決にチャレンジしてみたいと考えています。アドライトにはそのためのネットワークがあるので、具体的なテーマを定めてぜひ挑んでみたいですね。

―― 経営や事業に、自分の力でインパクトを与えたい。そのために新規事業に携わりたい。そのステージとしてアドライトを選んだという話が前半にありました。新規事業への取り組みについて教えてください。

「新たな価値創造への取り組みを通じ、誰もがワクワクする社会を作る」。これが、私がリーダーをしているチームのビジョンです。また、「イノベーションを確実に成功に導き、社会変化の対応に遅れる企業を1社でも多く救う」ということをミッションとして掲げています。新規事業のベースにあるのはワクワク感です。同じ会社に長年勤めて、ちょっと停滞を感じているような方にも新規事業を通じて奮起してほしいという願いも込めています。新規事業開発やイノベーションの文脈で、より社会にインパクトを与えたいですね。

―― 新しいものを生み出すための仕組みとマインドを各企業にインストールしていきたいということでしょうか?

ひとつの事業を長年続けてきたが、時代の変遷と共にその事業がいよいよ立ち行かなくなる企業が、今後どんどん出てくると考えています。コロナ禍やDXなど、新たな対応を求められ、事業変革を迫られている会社も増えています。これからの社会にマッチする事業を生み出し、世の中に価値を提供していくためにアドライトを活用してもらい、生まれ変わっていってほしいと考えています。電気自動車業界を作り、民間で宇宙事業を立ち上げたイーロン・マスクぐらいのスケールで社会に貢献したいという気持ちがあります。

―― 最後に、次のキャリアステップとしてアドライトに興味をもっている方にメッセージをお願いします。

アドライトには自分がやりたいことや、思いに対して前向きにサポートしてくれる環境とリソースがあります。まだ世の中にない新たな価値を生み出したい方はぜひ一度、気軽に門を叩いてみてください。仕事の幅をどんどん広げていくことができますし、こういうプロジェクトをやりたい!と提案すれば「じゃあ、やってみようか」と前向きな反応が返ってきます。どうしてもやってみたいことがある人は、遠慮せずにアドライトという箱を使えばいいと思います。図々しいくらいでちょうどいいのかもしれません。

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このnoteでは、今後もインタビュー記事や取り組みを通じて、アドライトをより深く知ってもらうための取り組みを行っていきます。

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