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「3つのバリューを共有できる人たちと、限界なき世界を描く」サステナブル・イノベーションを実現するアドライトの事業共創人材プラットフォームとは

アドライトは、共にまだ見ぬ未来を共創してくれるメンバーを募集しています。募集するにあたって何より重視しているのは、お互いの価値観が一致すること。そこで今回は代表取締役の木村にインタビューを実施し、アドライトのビジョンや事業戦略、求める人物像についてお話します。

木村 忠昭|Kimura Tadaaki
株式会社アドライト 代表取締役CEO
大学院卒業後、大手監査法人に入社し、株式公開支援業務に従事。2008年、イノベーション共創を手掛ける株式会社アドライトを創業。合わせて国内スタートアップ企業へ社外役員就任によるハンズオン支援を行い、うち5社(ユーグレナ、じげん、クラウドワークス、エスエルディー、マネーフォワード)が上場を果たす。 アジアやアメリカの海外スタートアップ企業の支援にも積極的で、これまでに20社以上の投資育成を行いうち6社が買収される。これら国内外スタートアップの知見やネットワークを活かし、大手企業のオープンイノベーションにおける一気通貫での事業化支援を得意とする。 主要な国立/私立大学との産学連携プロジェクトの支援実績も豊富。東京大学経済学部経済学科、東京大学大学院経済学研究科修士課程卒業。

サステナブル・イノベーションとは?

― 本日はよろしくお願いします。さっそくですが、アドライトが今期から取り組んで掲げている「サステナブル・イノベーション」とはどのようなものでしょうか?改めて教えてください。

当社アドライトは、大手事業会社向けに、オープンイノベーションによる新規事業創出や社内ベンチャー制度構築、イノベータ人材育成等、事業化の知見や国内外ベンチャーのネットワークを活かした事業創造支援事業を展開しています。事業会社やスタートアップだけでなく、行政機関や主要自治体とも連携し、未来へと続く事業を共に創ることを目指しています。

特に今期から注力しているのは「サステナブル・イノベーション」と呼ばれる領域です。最近では、サステナブル領域の日欧米スタートアップと日本企業による事業共創プログラム SUITz をローンチし、クロスボーダーでのインキュベーション支援なども行っています。

当社ではサステナブル・イノベーションを、”人と地球を善くするためのイノベーション” と定義していて、持続可能であることを最上位に置く一般的なサステナブルとは少し違った意味で使っています。持続可能であることは最低限必要ですが、それだけを追い求める未来を描いているわけではありません。

2010年代は、GAFAをはじめとするプラットフォーマーを主役とするデジタル・イノベーションのおかげで、世の中は便利になりました。世界中がオンラインでつながり、利便性は向上したと言えます。しかし、効率性や生産性の向上を最重要視する世界こそが、人々や地球にとって本当に幸せなことなのかと、多くの人が不安を感じているのではないでしょうか。

アドライトは「限界なき世界を描く」というビジョンを掲げています。より多くの人が幸せを感じ、充実した人生を送れる社会を作るためには、一人ひとりが自分の中につくっている限界を乗り越え、新たな価値を創造することが必要です。自分の良さを磨き、顕在化されていない能力を発揮することで価値が生まれると考えています。

― サステナブル・イノベーションは、なぜ社会から必要とされているのでしょうか?

私が9年間役員を務めていた株式会社ユーグレナでは、サステナビリティファーストを掲げており、私自信も事業を通じて社会問題の解決に取り組みました。ユーグレナの掲げる「人と地球を健康にする」というパーパスに今もなお強く共感していて、社会全体で取り組むべき課題だと認識しています。

なぜサステナブル・イノベーションなのか?という点では、デジタル・イノベーションと比較しながら考えるとわかりやすいかもしれません。これまでのようにデジタルを駆使してひたすらスケールアップを図ったり、単に儲かる新規事業を作ればいいという話ではなく、質を高めていくことが今後より重要になってくると考えています。そうすると、脱炭素のような環境問題だけでなく、ウェルビーイングやヘルスケア、フードテックのような文脈も出てきます。その部分において、これまで日本企業がものづくりを中心に培ってきたノウハウやアセット、他者との関わり合いの中で協力して価値を生み出すマインドがある分、世界的な課題解決に貢献できる大きなポテンシャルを持っていると考えています。しかし、既存の日本企業やスタートアップが各自単独でそのまま世界にぶつかっていったところで、それぞれの良さを活かしきれず、通用しない可能性の方が高いでしょう。そこで、オープンイノベーションを活用した外部との組み合わせや連携が必須となってきます。

― そこでアドライトが果たす役割について教えてください。

我々は、自分たちのことを「事業共創プロデューサー」と自己定義していますが、これまでスタートアップの支援だけではなく、歴史ある上場企業の新規事業支援も数多く手がけてきました。スタートアップを中心とするイノベーションや新規事業に必要なリソース、単なるデータベースを超えた独自の繋がりを保有しており、それぞれの強みを組み合わせてアレンジし、高いシナジー効果を創出していくための “ハブ” としての役割を担います。

アドライトは、大企業とスタートアップ双方の側面を持つチームで構成されていますが、双方に寄り添って間に入り、その企業に必要なものを、時にリードしながら、時に外部の窓口になりながら、必要なリソースをその企業に持ち込み、その企業が本来持っている価値を最大化したり、世の中の変化に合わせてチューニングしたりするお手伝いを行っています。相性やタイミングの問題もあるので、オーダーメイドでアレンジできる点は、他社にはない付加価値になっていると思います。そのようにして大企業とベンチャー企業をつなげ、サステナブル・イノベーションを実現していきます。

自己実現のためのプラットフォーム

― アドライトにはどのような人材が集まっていますか?

アドライトは社内メンバーに加えて、コンサルティングファームやスタートアップ、VC、そして大手事業会社の出身者など、200名以上もの人材ネットワークを保有しています。サステナブル・イノベーションを起こし、クライアントの事業創出を成功に導くためには、スタートアップと大企業のコラボレーションが欠かせません。そのハブとなるために、Exit経験のある元起業家やスタートアップのCXO経験者、イントレプレナーなど、実績や経験を持つメンバーが多数在籍しています。

― アドライトは雇用形態にこだわらないハイブリッド組織ということですが、具体的にはどのような体制なのか教えてください。

私たちのバリューのひとつに「Form One Circle」があります。「互いに働き合い、結果を出す」という意味です。アドライトがハブとなってイノベーションを創出するために、雇用形態にこだわらず、多様なバックグラウンドを持った人材のプラットフォームになることを目指しています。

具体的には、正社員だけでなく、パートナー(業務委託)メンバーの中でも、ある程度の時間を割いて深く関わる方もいれば、プロジェクトベースで専門的な知見を提供してくれる方、本業を持ちながら副業的に関わってくれている方など関わり方は様々です。社員とパートナーの間に垣根はなく、それぞれが価値を発揮できる部分でお互いにとって良い形になるよう連携しています。

私たちはクライアントに対する立ち位置を「半分は中で、半分は外」と表現しています。中に入って協業しながら、外とのネットワークのつながりも活用するチームを作って、One Circleで事業を推進していきます。多様なバックグラウンドや専門性、ネットワークを持っている人材がイノベーションを起こすためには必須となるので、結果的にこのような組織となりました。

また、集まってくれたメンバーには自己実現のプラットフォームとして、アドライトを使ってほしいと考えています。一人ひとりが目指している志やキャリア、そしてライフステージに合った働き方ができる場として広く門戸を開いています。

アントレプレナーシップと3つのバリュー

― アドライトが求める人物像について教えてください。

アドライトの価値観に共感できる方です。アドライトのバリューは「Beyond the Border(前提を疑い、その一線を超える)」「Lead, Don't Follow(他者を導き、時代を共創する)」「Form One Circle(互いに働き合い、結果を出す)」の3つです。そして、この前提にあるのがアントレプレナーシップ。この3つのバリューに共感できる方とビジョンの達成のために一緒に働きたいと考えています。

― マインドセットの観点からはいかがでしょうか?

新しいことへのチャレンジ精神や前向きな姿勢を持っている方を歓迎します。私たちはイノベーションを創出するために仕事をしているので、新しいことやチャレンジングなことを楽しめる方が合っていると思います。あとはやはり、スタートアップ企業との関わりが多いので、起業家へのリスペクトがある方だと良いですね。私自身、多くの起業家と関わってきて、まだ誰もやっていないことにゼロからチャレンジし、価値を創造することに尊敬の念を抱いています。一番長く一緒に働いた起業家がユーグレナの出雲さんですが、彼が描いている未来の姿を、ユーグレナの仲間みんなが描く未来に落とし込んでいく姿勢や言動が本当に素晴らしいなと思っていました。

社会課題解決に挑む中で、結果として長い時間がかかったり、上手くいかないこともベンチャーであるが故にたくさんあるわけですが、それらを乗り越え、目指す未来を実現していく。回り道をしても結果的に当初の目的に帰着していく。取り組む領域によって時間軸は様々ですが、起業家が目指す未来に収斂させていく姿にワクワクします。起業家によってタイプや特性は千差万別ですが、ゼロから未来を創りだそうとする姿勢に私も強く共感しているので、そういう起業家・スタートアップが好きな方にはとても良い環境だと思います。

未来に向けた、最上級の持続可能で革新的な物語を創る仲間

― 最後に、今後アドライトが目指すビジョンについて教えてください。

冒頭でも触れましたが、サステナブル領域の日米欧のスタートアップと日本企業による事業共創プログラム SUITz を立ち上げました。「未来に向けた、最上級の持続可能で革新的な物語を創る」ことをビジョンとして掲げています。

アドライトがイノベーション支援をしているクライアントには、いわゆる“昔ながらの古き良き日本企業”も多いです。実はそういった企業には、人と地球を善くするための技術やノウハウ、事業アセットが眠っています。日々のプロジェクトを通じてそのことを再認識しており、それらのアセットやノウハウをサステナブルという方向で整理し、再起動させ、価値を最大化することに取り組んでいきたいですね。真の意味でのサステナブルは本来、定量的な数値目標や効率性だけを求めることではありません。日本企業がこれまで培ってきた技術をフル活用し、世界に貢献していきたいと考えています。

そういった考え方に共感し、未来へと続く事業を共に創る仲間を集めたいと考えています。限界なき世界を共に描いていける方にお会いできるのを楽しみにしています!

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このnoteでは、今後もインタビュー記事や取り組みを通じて、アドライトをより深く知ってもらうための取り組みを行っていきます。

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