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「遊び」を残した計画を行うアルデンテな組織になろう

どんなに立派で堅い計画を立てたとしても、それを頑なに実施しようとしてしまうとすぐポキッと音を立てて折れてしまうと思う。

計画を実施しようと動いていると外部環境の影響も、内部環境の影響も受ける。内部環境が整っていても、外部環境が一変して(このコロナのように)影響を受けると倒れてしまうものも多い。そんな中でも計画を遂行していくためには、「遊び」が必要だと思う。

「遊び」とはつまり「柔軟さ」だ。強風が吹いたら立ち向かわずに吹き流すような姿勢だったり、大地が揺れるならそれに合わせて揺れるくらいの柔らかさだ。自動車のハンドルだって、遊びがなかったら制動が利きすぎて結構怖い。少しの遊びがバランスを取っているということだ。

逆に遊びすぎちゃうと、それはそれでやばい。本当に力を入れるべきところで力が入らなくなるし、強風を受け流すのはいいがそのまま根本から持ってかれてしまっては本末転倒だ。適度な遊びが大切ですよね。

そして、「遊び」と同時に考え方のイメージにしたいのが、パスタの茹で加減の「アルデンテ」ってやつだ。硬すぎず柔らかすぎず、でも芯があって歯応えがあって、一番美味しいとされる茹で加減だ。こんな感じに(笑)、組織も事業もアルデンテであって欲しいなと思う。

組織がアルデンテでしなやかな力強さを持ちつつ、事業や計画は「遊び」があって柔軟であるということだ。とても難しくて絶妙なバランスなのだけど、ぜひ求めていきたい姿だと思っている。

まだ続くコロナ禍を進んでいくには、「遊びとアルデンテ」。

なんのこっちゃと思う人も多いと思うけど(笑)、ピン!ときたひとは、ぜひ組織に取り入れてみていただければ!


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