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「普通」ってなんだ!?

とても難しい問いですね。

マジョリティとマイノリティみたいな話とも通じると思っていて、多数が「普通だと思っていること」が「普通」を定義している感じもします。「あたりまえ」ってやつですよね。

私も「普通はさぁ」とか「あたりまえだけどさぁ」とか話すときについ使ってしまうのですが、それは私の価値観であって、通用する場合と通用しない場合がありますよね。自分にとっての「普通」は相手にとっては「普通じゃない」ことがある。

コモンビートで長年活動してくると、本当にいろいろな価値観をもった人たちと出会う。一緒に何かプロジェクトを進めていると、いろいろな違いにぶち当たる。普通って「同じ」って感覚があるから、「違い」って「普通じゃない」みたいに、なんか外に追いやろうとされがち。でも、そもそもの「普通」って定義が難しくとても弱いものだとも思うから、「普通かどうか」なんて尺度て図ることはナンセンスな気がする。

「違っていることが普通」を前提にできれば、普通って何?とかいう面倒な質問(笑)には、「それぞれ違うことだよ」って答えられちゃう。文章的にはパラドックスなのだけど、そのパラドックスを感じることこそが違いを認められない(普通=同じと考える)証拠なのかもしれない。

もう何を言っているかわからなくなってきましたが(笑)、それくらい難しい話題なんだと思ってます。普段なかなか考えない。必要性を感じないから。でも、この問いを考えることってとても大切だと思います。

ちょっと宣伝ですが(笑)、この問いを多様な人たちと語り合う場がコモンビートにはあります。昨年からやっているオンライン表現プログラム「Cplus(シープラス)」のテーマにこの問い「普通ってなんだ!?」が設定されました。この哲学的かつ本当に答えのない問いかけに対して、各自がどう捉えて何を語るのか。もうめちゃめちゃ面白そう(笑)!さらに対話をもとにして小作品にしたためてライブ演劇で発表するわけです。

3月のライブでどんな作品が生まれるのか、とても楽しみです。でも、本当に学びや気づきになるのはキャストとして参加して、いろいろな価値観(普通と違い)に触れること。ぜひ、プログラムへの参加を検討してみてください!説明会もやってますよー!


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