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「違い」に出会う体験を届ける

コロナ禍で事業が変化したので、定款を見直している。意見交換をする中で、改めてコモンビートは何を社会にもたらし、「個性が響きあう社会」の実現に向けて、どう変化をつけていくのかを考えている。

社会も変化し人も組織も変化するので、今何を考えて活動しているのかを再確認し続けることは大切なことだ。

今の自分にとっての答えは、まだ明確ではないが、違いに出会う体験の機会を届けることなのかなと思う。違いに出会わなければ多様な価値観を認め合うことにつながらないし、多様な価値観に出会わなければ、自分がどんな個性を持っているのか気づきづらいから。

自分と他者の違い(ギャップ)によってお互いに「自分」を認識していると思うので、違いに出会えば出会うほど、自分の解像度はあがるし輪郭がしっかりしてくると思う。ちなみに違いがあることが当たり前だという前提にしておかないと、そのギャップを埋めに走って苦しくなる。ギャップを埋めるんじゃなく、ギャップはあるものだと認めて、じゃあ自分はどんな存在なのかを見出して欲しい。

ずっとやってきたミュージカルも、今やっているオンラインプログラムも、とどのつまりそういうことなんじゃないかなと思う。いろんな人たちが集まって、自分を伝えながら他者との違いを活かして、ひとつの作品をつくっていく。それこそが「違いに出会う体験を届ける」ということだし、その環境や違いを発揮できる安心な場づくりがあってこそ、違いを活かしあえるようになるからだ。

コモンビートが目指す社会に向けて、現社会にどのように変化をつくっていくのか、もっともっと考えて、そして考え続けて、その時々のベストな活動をつくり、社会に届け続けていきたい。

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