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変化が激しく偏りやすいからこそ、敢えて相手を尊重する力を込める

日曜日は建設的な休日として、家に居ても誰にも会わない日を設定してみた。

オンラインで会うことが容易になりすぎて、気づけば毎日誰かしらとオンラインで会い続けていた。僕自身、人と会うことは好きだけど、それが毎日となるとちょっと疲れてしまう。どこかで誰にも気にされずに、時間も予定も気にせずにひとり時間に没頭するタイミングが必要になるんです。

「家に居たら誰にも会えない」が当たり前だったのに、「家に居ても誰かに会える」っていう環境になってしまった。それはそれで便利でいいのだけど、「家から出なければ人に会わなくて済む」って感覚もなんだか薄れてきていて、家にいるのに落ち着かないって人もいるかもしれない。

「家に居ながら誰かに会える」ってのは、ひきこもってる人や、病気で入院している人、なんらかの事情で家から出れないって人には良いのかもしれない。だけど、家に居てオンラインで誰かに会える環境なのに、誰にも会わないってのは、さらに人との関係を遮断することが進行しやすくなるから、ちょっと怖い。

そう考えると、今の時代の変化はメリットもデメリットもたくさんある。人によってその受け取り方も違う。ある人のメリットも、ある人にはデメリット。こうなってくると、その両側を受け止められるかどうかがとても大切になってくる。これだけ混沌として、多様な価値観が混ざってくると、片側だけに偏ってるとバランスを欠く。それが差別や偏見につながっていく。

社会環境が変わり、それぞれの価値観も変化しているので、今はどちらかに偏りやすい時のように思う。「こっちのほうがいいじゃん」って意見も多く聞くように思う。ここで立ち止まって、「あっちのほうもいいよね」とか、「あの人たちにとっては見方が違うよね」って思える自分でありたい。社会であってほしい。

人はひとりひとり違っているんだ。だから常に自分とは違う考えや価値観がある。自分がそう思うことは、他人はこう思うわけだ。生まれた場所も育った環境も違うのだから、それが当たり前だ。でも、みんな一緒に生きている。共同生活してるんだ。それぞれの生き方を虐げずに、尊重し合わなければならない。

今は簡単に偏った方にいきそうだから、敢えて尊重することに力を込めたい。


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