そろそろ中間支援的な役割を担っていく
この半年はとにかくいろんなチャレンジをして、ビジョンを目指すための新しい手段をたくさん生み出して行かなくてはならない。
16年間の表現活動の経験から、コモンビートオリジナルの様々なノウハウが宝物として存在している。アイスブレイクやミーティング進行方法、気持ちを高めたり心をひとつに合わせるためのアクティビティ、ボランティアマネジメント、非営利組織運営、コミュニケーション設計、イベント運営、集客戦略、クラウドファンディングなどの資金調達方法、採用と育成、人と組織、コミュニティづくりなど、こうやって書き出しても書ききれないほど埋蔵している(笑)。ここに「オンライン」という要素が最近加わって、伝えられることはさらに2倍にも3倍にもなっている気がする。
これを掘り起こして、「言うても、コモンビートだからできるんじゃん」というツッコミを乗り越えて(笑)、より一般化・体系化して、コモンビートに似た事業体のみなさんにお届けできたらと思っている。
7/7にNPO法人CRファクトリー主催の「【オンライン対談】リーダーが見るwithコロナ時代 〜ビジョンに立ち返る、組織・事業の新たな考え方〜」というイベントでお話ししたのだが、そこに参加されている方々の中に、劇団や芝居サークル、市民オーケストラなど、「参加者を集め、練習し、観客を集め発表する」というコモンビートと同じようなモデルの活動をされている方が多くいらっしゃった。彼らに参加動機を尋ねてみると「コモンビートさんがコロナ禍で、これからどういうふうに活動していくのか知りたかった」というものだった。
コモンビートがある意味でベンチマークされて、どう動くかを見ている人がいる(プレッシャーw)。でも、僕らがチャレンジをして獲得した知恵や経験、ノウハウを彼らに伝えていくことができれば、同じ「表現活動」を担っている人や団体を支援することに繋がる。大きく捉えれば、彼らを支援することができれば、「個性が響きあう社会」の実現に近くことになるはずだ。
7月にチャレンジした表現プログラム「Cplus(シープラス)」では、Zoomを舞台にライブで表現をすることに挑戦した。Zoomを舞台にしたてあげるまでに、どれだけZoomと向き合ったことか。オンラインミーティングのツールなので、その用途を変えて「舞台」にしてしまったわけだ。このノウハウだけでも知りたい人は多いんじゃないかなと思う。しかも、僕らは技術力があるわけじゃないので(笑)、とてもシンプルな方法で舞台をつくっていたりする(もちろん作品づくりをするキャストたちの大きな協力があってこそ)。
オンライン公民館「表現ひろば」では、企画する側と参加する側の表現の機会を、表現プログラム「Cplus(シープラス)」では、仲間と一緒にテーマに対して話し合い作品をつくって発表する機会を提供する。そして、中間支援的に表現活動をしている団体を応援し、より表現活動を推進できるようにコモンビートのノウハウを惜しみなく伝えていく。
年内に中間支援事業も立ち上げて、チャンレンジを重ねて、来年の活動に繋げていきます。興味がある方はぜひ話しかけてくださいね。
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