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ぼくの西遊記を🌠

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むかしなんども読んだ西遊記 物語をこころゆくままに語りなおしたい! 宇宙ので旅をする誰かへ この銀河西遊記を贈ります💫
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記事一覧

〜しあわせの河〜

〜しあわせの河〜

かっぱボーイは

果てしない銀河を

ゆるやかに流れる大河の

ひとつぶの雫から生まれた💧

愛を知りたくて

河を何億年ものあいだ

ただひたすら泳いでる

大河の泡は

ひとつひとつが知恵の源🍀

かっぱボーイは

泡の湧き出る水流へ向かい

心ゆくまでジャブジャブする

でも
なぜ?
何かがない

知恵の泡では
満たされない?
僕が欲しいのは愛

広い広い大河を泳ぐ
千の知恵を旅したころ

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〜ほほえみの河〜

〜ほほえみの河〜

お猿はゆびを鳴らすと
どこからか星雲がす〜っと飛んできた

お猿は雲に乗り☁️
星の種がぎっしり詰まった
虹棒を片手に
旅の案内役になった

でもお猿
そのときしたいことに正直で
すぐまわりの星々を✨
大きな口で食べようとする

天女は
銀河が空っぽにならないように
纏っている羽衣をさっと揺らし
光の王冠を創った👑

お猿は
王子さまだ!って
大はしゃぎ
すぐに王冠を被って
雲をびゅんっと走らせ

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〜はじまりの河〜

〜はじまりの河〜

ある星にひとりのお猿がいた
かちかちの石の惑星に10億年眠っていた

銀河を遊び回ったせいで

惑星がいくつもお猿に集まって

お猿がひとつの惑星になっていた

お猿は少し眠り少し起きてを繰り返し
星が生まれ消えるのを眺めて過ごした

ある日お猿は何億光年にも届く声で
ごめんなさーーーいと叫んだ

すると小さな流れ星がお猿の前にきて
まぶしい光を放ってぐるぐる回った

彼の重い石はゆっくりと剥がれ

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