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「田舎で開業したい!」という声に対してメッセージ#2〜お店を持つマインド〜


実際に自分のお店を持つということについて、お話を進めていきましょう!前回も冒頭でお伝えしました、地方に帰って(移住して)開業したいという方に先輩からのメッセージをここで綴っていきます。
前回の記事(#1)はこちら⇓

地元(田舎)で開業することは、自分の夢が叶えられるとても尊いことで皆さんには挑戦して欲しいと思う反面、しっかりとした準備と心意気を持たないと夢が夢で終わってしまいます。

経験してきた知識と経験値をここで知っておくと、「お?ぼくにも私にも出来るじゃん!」と前向きな発想で取り組めるように応援メッセージとして綴ります!

商いをはじめる視点

自分のお店を持ってサービスを提供することは、商い(商売)をはじめるということです。勤めているときにはない「視点」となりますね。

「商い」という言葉は、「飽きない」という風にも読めます。これは長年呉服屋を経営されている患者さんから頂いた言葉。商いは飽きないからこそ続けられるものだよって。

呉服屋 女将

おそらく、お店を持つ前にはどこかのお店で働いている従業員。その場合、与えられたお仕事をこなしていく、目の前にある業務をしていく役割が与えられています。

お店を持って一人でお仕事をしていくには、すべてのことを自分一人で作り上げていく必要があります。さてどんな姿勢で取り組むのか説明しますね!

自分のサービスをつくる姿勢

自分のサービスは一体どんなものなのか。そのサービスは誰に喜んで頂けるのか、考えたことありますか?

私の作る〇〇は、あそこのものと比べても良いものだ。
私の施術は、あそこの地域では革新的なものだ。
この技術はとても凄くて絶対に人に認められる。

こういう声、開業前の人には多いセリフ。これは私もそうだったと記憶してます。

これは自分へのベクトルが強い証拠なんですね。自分がどうありたいのか、そこが一番の軸になっています。勿論、価値あるものなら人は魅力を感じて手に取りたいと思うはずです。

でも、消費者目線での視点をここで見誤ってしまうと商いは継続していきません。

私のサービスがどんな人に、どんな貢献を与えていくのかをちゃんと考えることがここでは大切なんですね。

お店にどの時間に来ていただいて
自分のサービスや商品をどんな人に手に取って貰えて、どういう人のお悩みを解消して(または願いを叶えて)、どう喜んで貰えるのかをしっかり自分と向き合って、今のところの正解を導き出して欲しいと思います。

治療院であるなら、
朝8:00から19:00まで営業をして
高齢者の皆さんに来ていただいて
痛みの緩和、筋力低下の予防、生活の質の向上を
手技や運動療法、医療機器を用いてサービスを展開していく。1人で日常生活を送りたいという願いを持たれた方へ貢献していきたい。

どういう未来を見据えて事業を継続させていくのか、とても大事ですよね!

一体、誰のためのサービスですか?

サービスを0から1に作り上げて、商品として置くこと、雇用されているときは考えもしないことを、一つずつ形づくってみてみましょう!

つきもり


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