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暮らしから整える~睡眠と腰痛~

最近、腰痛にお悩みの患者さんがよくご来院くださいます。

なんで腰が痛いのかなぁ?と、
皆さん不思議に思われていて、よくよくお話を伺っていくと、睡眠の状況や、時間や質の問題、暮らしぶりが原因のことがあります。

睡眠を東洋医学の視点では

睡眠は東洋医学の視点では、五臓の働きの中の『腎』が関係しています。
腎は、大きく分けて腎精と腎水という機能を持ち
腎精は元々持ち合わせている体の体力・精力を意味し、腎水は体の中の水分を調整しています。

この腎精は、骨・骨髄に影響を与えると考えます。
骨の問題、毛髪、老化、アンチエイジングなど加齢に伴う体の機能に働きかけます。腎精が弱まれば、腰痛にもなりますし、体力の低下にもつながってきます。

腎にとって良いこと

睡眠です。
睡眠を取れれば『ほねをやすめる』と昔から言うように、横になりゆっくり眠ることで骨が休まるわけです。
また睡眠では、副交感神経が優位に働き内臓機能も落ち着き、体を回復させるようになります。脳も活動的でなく一旦小休止し、筋肉に至っても伸び縮みすることもなく休めるんですね。

しっかりと睡眠をとること


睡眠の質を良くする
睡眠時間の確保
環境を整える
仕事での働き方を調整する
日常の暮らしにを工夫する
自律神経の働きにメリハリを
普段から体に意識を持つ
自然の流れに沿わせる

対策としてはこのくらいの項目でありますが、まだまだありそうです。

もう少し深堀りしていこうと思うので、まずは概略でした。

東洋医学ライフアドバイザー
月森

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