経営者の覚悟は決断の回数とその重みに起因する
ここまでずっと人事業務の理解に関して、テーマを分けて記事を書いてきましたが、今日は経営者としての覚悟について語りたいと思います。
経営者としての道を歩む者にとって、覚悟とは日々のパートナーのようなものです。
その覚悟が、決断の数だけ増え、背負うものも増えていきます。
しかし、その覚悟こそが、経営者の凄みによって表れるのでしょう。
決断の重み
経営者は、日常的に数多くの決断を下す必要があります。これらの決断は、会社や組織、そして従業員にとっても大きな影響を及ぼすものばかり。製品やサービスの戦略、財務の運用、新規プロジェクトの開始、人材に関する決定など、その一つひとつが未来を形作ります。
経営者は、自身の決断が組織にどのような影響を及ぼすかを深く考え、将来を見越して選択を行う必要があります。その過程で、意思決定の重みを感じ、それに対する覚悟を固めることが求められるのです。
私も何かを決断する瞬間に、今までの人生では感じたことのない重みを感じるようになりました。そのたびに自分を奮い立たせ、前に進んでいこうと自分に言い聞かせます。
背負うもの
経営者にとっての覚悟は、ただ決断の数だけではなく、背負うべき責任やリスクの増加にも関連しています。経営者は、会社や事業の成功に向けて全責任を負います。財務の健全性、競争戦略、人材の管理、リスク管理、新規投資の判断、そしてさまざまな意思決定が、その肩にかかっています。
私個人としては何といっても人を雇用する瞬間に背負うものが増えると強く感じます。私が描くビジョンを一緒に達成しようと同じ船に乗ってくれる、それはその人の人生を少なからず私に預けてくれると思っているからです。
仲間がいるから頑張れるのですが、それと同時にこの人たちにまだ見たことのない景色を見せてあげたい、一緒に見たいと強く思います。
覚悟がもたらすすごみ
経営者にとっての覚悟は、これらの責任とプレッシャーに立ち向かう力の源です。連続的に決断をすることは覚悟を決め続けることであり、経営者として成長していく瞬間であると思います。このプロセスが経営者の器に大きく影響してくるのだと思います。
経営者になると、決断の数だけでなく、背負うべき責任やリスクも増えます。
しかし、その覚悟こそが、私たちを成功へと導く力なのです。
経営者としての道は孤独かもしれませんが、その孤独さこそが、責任とプレッシャーに立ち向かう力を養う源泉です。
覚悟をもち、前に進みましょう。成功は覚悟と共にあるのだから。
Actors,Inc
代表 井田
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