思う通りにいかない、だからこそ大切な経験
アクションポート横浜の卒業生を主人公として、大学生がインタビューする企画。第6弾は永井亮さん。
彼が活動に関わったきっかけや活動への思いをインタビューしました。はじめての方は先ずコチラから。
永井亮(ながい りょう)
横浜市立大学 国際総合科学部 2016年度卒
大学生時代、国際青年環境NGO A SEED JAPANにて環境問題へ取り組む。横浜の環境にも興味を持ち、アクションポート横浜では主にエコツアーなどに参加。
大学卒業後、現在は環境省の所管法人にて活躍している。
インタビュー|勝尾桃花
今日まで、ステップアップしてきました
高城:永井くん、久しぶりー!今日は永井くんの後輩の勝尾ちゃんを連れてきたよー。いま、アクションポートの学生スタッフやってくれているの、よろしくー!
永井:よろしくお願いします。お二人と久しぶりに会えてうれしいです。
勝尾:永井さん、お久しぶりです。わたしも同じ横浜市大の環境ボランティア団体StepUp↑に所属していた後輩として、今日のインタビューを楽しみにしていました!早速ですが、大学卒業後の進路について教えてください。
永井:ご縁があって現在は環境行政に関わる仕事をしています。もともとは学生時代にA SEED JAPAN(環境NGO)で活動する中で、環境問題とそれに関わるお金の流れに興味を持っていて。環境問題を解決する上でも経済の問題は切り離せないので、まずはお金の流れを学ぼうと思い大学卒業後は金融機関に就職。その後、本当にやりたいことである環境に関わる仕事をするため、現職に転職しました。
勝尾:仕事は、具体的には??
永井:事業の一環として「地球環境基金」と呼ばれる環境NPOへの助成を行なっており、私はその活動を含めた組織全体の予算獲得・予算管理を担っています。
勝尾:学生時代から環境に対する熱い思いを持ってご活動されていて、尊敬です…!私がStepUp↑に入ったときは…熱い思いはすべて韓流アイドルの応援に向けられていました。笑
永井:ある意味では、グローバルですね。笑
勝尾:いいんです!笑、永井さんは何をきっかけにアクションポートに関わるようになったんですか。
ずっと仲間でいられる、きっかけ
永井:学生時代にA SEED JAPANやStepUp↑で活動していたこともあって、横浜では環境に対してどのような取り組みがなされているのだろうと気になり、エコツアーに参加したのがきっかけでした。
勝尾:エコツアー経由でアクションポートに関わる人は信用できる方が多いです!
永井:そういった意味では、風早さん(前回の記事)がきっかけですね。風早さんとはギャザリング(※環境活動をしている人が集まる合宿)で出会って、その時、アクションポートとエコツアーを紹介してもらったんです。大学1年生の春休みでした。
勝尾:へ~!先輩方のつながりがそのような形だったとは知りませんでした。
永井:ギャザリングやエコツアー、アクションポートで出会ったメンバーとは今でもつながっています。
勝尾:活動をきっかけにずっと仲良くできる仲間ができたんですね!素敵です。
勝尾:そんな永井さんがアクションポートに関わる中で、ご自身の変化を何か感じていますか?
解決の糸口は、小さな変化と身近な共感
永井: 実をいうと、もともとは地域の活動とか課題ってあまり興味が無かったんです。環境問題には興味があったんですけど結構グローバルなテーマなので…。でも環境問題を解決するためには、身近なエコ活動、身近な人に共感してもらうことが大事なんですよね。そういったことを学びつつもアクションポートの活動を通して地域とのつながりができて、自分の持っている環境問題の知識や考えを想いとして、もっとこうしたいよねって伝えられるようになったのは変化だと思っています。
勝尾:確かに、環境問題って一人ひとりがゴミを分別したり、節水することが大事なんだよねってことは、私もStepUp↑で活動していて思いました。
永井:まさに、StepUp↑での活動がアクションポートにつながっていますね。サンタプロジェクトや地域のお祭りに参加して、自分の気持ちを発信しようと思えるようになったことはアクションポートに関わって影響をつよく受けた結果だと思います。社会人になった今も、時間があれば何か地域のためにできることはないかと考えたりして、それでアクションポートの会員にもなりました。笑
勝尾:ありがとうございます笑。期待に応えられるよう、がんばります!最後に、学生へのメッセージをお願いします。
永井:難しいですけど…、やっぱり大学って、勉強するところであり知識を蓄えるところで、その知識を社会人になったときに活かすものだって普通は思いますよね。でも、いざ社会人になってみると直ぐには思う通りにはいかないんです。だから、学生のうちにアウトプットをする経験をしておくのが大事だと思います。
勝尾:うんうん。
永井:自分で考えて、実施して成果を出す活動ですね。それがNPOである必要はないかもしれませんが、横浜の学生にとって関わりやすい場がNPOにはあるので、ぜひ地域に関わる活動に参加してほしいなと思います。学生時代にそういった活動をしていた人ほど、社会人になった今でも輝いてるなと感じています。こんな感じで大丈夫ですか…?
勝尾:もちろん大丈夫です!笑。今日は本当にありがとうございました!これからもアクションポートの応援をよろしくお願いします!
ACTION DATA 永井亮
2013年 第2回エコツアー
2013年 横浜サンタプロジェクト
2014年 横浜サンタプロジェクト
2015年 横浜サンタプロジェクト
2016年 横浜サンタプロジェクト
2016年 ライフキャリア講座
2017年 若者ソーシャルカフェ
編集後記
高城:ふくふくー!アクションポートの会員を集めよう、よろしく!みんなふくふくからの誘いは断れないからさー。
福井:え、わたしですか。いやちょっと仕事が、、たとえば、だれかいますか?
高城:え?、ほら、いるじゃん。知らないけど。笑
福井:ねぇ!ちょっと、ほんとそれはひどい!わたし可哀想だわ。そんな適当なパパだと娘から好かれないですよ!
高城:そうなんだよー、だからいま娘と保育園に歩いて登園してポイント稼いでるの。すぐ茂みに入ってくし、気がつくとびしょ濡れで、もー!って。パパ活がんばってるでしょ?
福井:パパ活は意味が違います、がんばっちゃいけないやつです!笑
高城:よーし、パパ活がんばるから、ふくふくは会員集めがんばってー!
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聞き手 勝尾桃花
テキスト 勝尾桃花
編集 野永雄司
写真 高城芳之
監修 高城芳之
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