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就活「エンタメ化」計画!?就活を楽しむという新しい観点

アクティングの新たな取り組みとして前回の記事でご紹介した、就活を楽しむ!アクティング流「就活セミナー」

このセミナーの企画・立案、セミナー講師、営業の全てを行う、アクティングの社員採用担当 坂田さんに

なぜ、セミナーを行おうと思ったの?
どういう経緯で社外で行う事になったの?
今後はどうするの?

など、様々なことをインタビューしてきました!

◎ 就活セミナーを始めようと思ったきっかけ

杉山:まずはなぜ、就活セミナーを始めようと思ったのか教えてもらえますか?

坂田:始めたきっかけは、僕の原体験です。就活をしていた当時、僕は就活を楽しんでいたのに、友人たちは楽しめていなかったんです。その事が印象に残っていて、せっかく就活をするのであれば、楽しんで欲しいと思ったんです。「就活=楽しくない」みたいな印象を持たれがちですが、本当はそういうものではなくて、楽しみ方を知っているかどうかということなんだと思います。だから、後輩たちに楽しみ方を伝えて、楽しんで欲しいんです。

杉山:その第一歩がセミナーということですね?

坂田:はい。実際に採用担当をする中で、就活生を見ていて「もうちょっとこう出来たらいいのに」と思うことが多くアドバイスしたい!という思いに駆られました。学生が全てを出し切った状態で、就活を納得して終えて欲しいという思いが募り、会社説明会と言う場で機会をもらってスタートすることができました。

杉山:社内でスタートを切った就活セミナーも、今では専門学校での開催など社外にも活躍の場が広がっていっていますよね。社内のセミナーで手ごたえを感じてということですか?

坂田:就活セミナーを社外に提案するキッカケになったのが、en+プロジェクトで行っているABCブログ(会社ブログ)なんです。

杉山:ABCブログですか?

坂田:はい。僕はABCブログの中で「Dialogue~社長と語ってみた~」というシリーズを担当しているのですが、その記事を書くために社長と1対1で話をする時間(以下「社長語り」)を作っていただいています。10月の社長語りの際に「(坂田くんの)就活セミナーを周りにももっと展開してみては?」とご提案いただきました。

杉山:社長から提案があったんですね。そこですぐに動き出した…ということですか?

坂田:話している中で「11月中に20か所に就活セミナーの営業をする」ということになり、新卒採用の大先輩でもある宮本さんと一緒に営業に行くことになりました。

◎実際に社外での就活セミナーを開催してみて…

杉山:実際に学校でやってみてどうでしたか?

坂田:初回は、正直へこみました。

杉山:そういえば、凹んでましたね(笑)

坂田:はい。僕の認識の甘さにへこみました。実際に専門学校に行ってセミナーをしたことで、沢山の気付きがあったのですが、一番大きなの気付きは「一方通行になっている」ということ。

杉山:一方通行と言うと?

坂田:僕は、「就活年度を迎えた学生=就活に困っている」と決めつけていたところがありました。「こんなこと、困ってるよね?」「こう言う事に躓くよね?」みたいに、困っている事を大前提に話してしまって、結局「困っているよね」の押し売りみたいになっていたなぁ…って反省しました。

杉山:その気付きはどんなところから感じたのでしょうか?

坂田:大学と専門学校の違いと言うか…。
僕は大学の経験しかないので、専門学校生の気持ちがわかっていなかったんです。就活する年度になったら就活をするというのが大学の場合だと当たり前のような感じで、自分自身も周りも就活をして当然!みたいな感じだったんです。

杉山:あー、確かに。私は専門学校卒ですが就活、就活っていう感じではなかったかも…。いや、まったく就活をしている人がいないという訳ではありませんが、大学みたいに「就活一色」みたいな雰囲気ではないですね。ギリギリまで就活しない人もいたし、そもそも就活しようと思っていない人もいたし…。

坂田:そうなんです。だから「全員就活に困っているから僕が助けてあげる!」というのは完全にズレているということに気付きました。

杉山:私自身もちゃんと就活ってしてなくて…。だから、そのテンションで来られたら、ついていけなかったかもしれないですね。私は音楽系の専門学校で企画の勉強をしていましたが、当時、担当していたイベントの企画・運営が全てだったんです。どこか「仕事」みたいな感覚でやっていたのかも…。今考えたら、運よくインターンで行った企業に就職できたからよかったものの、もしかしたら学校卒業しても就職していなかったかもしれないです。

坂田:大事にしているものって人それぞれですよね。今の学生が就活に対してどう思っているのか、学生生活の中で何に重きを置いているのか、何を楽しんでいるのか、何に悩んでいるのか、まずそこを知る必要があると思いました。その上で、僕が何を提案しアドバイスしていけるかだと思うんです。今までは「知ろうとしなきゃ」っていう気持ちでいましたが、今は純粋に「もっと知りたい」と思っています。

杉山:確かにそこは必要ですよね。

◎根っこにある「思い」はブレない

坂田「就活を納得して終わって欲しい」という思いの部分は変わらないのですが、相手の事をもっと知ることで、もっと伝えられる。相手に伝わる伝え方も発見できる。相手を理解するって本当に必要で、それが9割なんじゃないかな?って思いました。「相手が理解していない」じゃなくて「僕が伝えられていない」ということですね。

杉山:大きな気付きですね。

坂田:社外で行った就活セミナーの後、へこんだと言いましたが、へこむところを間違っていました。実際に、参加してくれた学生や、専門学校の先生からは「良かった」と言う声をいただいていて…。僕は自分の出来や満足度だけで測ってへこんでいたのですが、本当はセミナーを受けてくれた学生がどれだけ納得できたか、先生がどれだけいいと思ってくれたか、そこが重要なんですよね。

杉山:顧客満足度的な…

坂田:そうですね。先生には、「普段、自分たちでは伝えられていない事を伝えてもらえた」「授業で見せる姿とは違い、学生が前のめりに話を聴いていた」と言ってもらえましたし、学生さんには「良かった」「納得できた」と言ってもらえました。自分の出来不出来ではなく、相手の納得度が大切。僕は自分に意識がいきすぎて、相手に意識を持っていけていなかった。その事に気付けました。

杉山:まだまだここから発展していきそうですね。

坂田:はい。まだまだ成長段階ですが、次のステップに一歩踏み出せました。僕自身は言いたい事はしっかり言えていたのですが、伝わっていない。伝えられていない。まだまだ色々な伝え方があるし、まだまだ知らない事があると思いました。今はまず学生さんともっと話をしたい。沢山の学生さんと接していきたいと思っています。その中で、その場に参加している人に合わせた話をしていきたいと思います。まずは相手を理解する。本心で自分のことを理解しようとしてくれている人の姿勢は必ず伝わるので…。学生さんと話していく中で、沢山のことを身につけ、ゆくゆくは全て就活生のサポートで還元していきます!

「就活生をサポートしたい」「就活を楽しんで欲しい!」という坂田さんのアツい思いを語っていただきました。

坂田さん、インタビューへのご協力ありがとうございました。

今回は2回にわたって、アクティングの新たな取り組み「就活セミナー」についてお届けしました。

同じ「就活」をするのであれば、「辛い」「苦しい」よりも「ワクワクする」「楽しい」方がいいですよね。

就活=楽しくないではなく、楽しみ方を知らないから楽しめていないだけ。それならば、アクティングの就活セミナーで「楽しさ」を知ってみませんか?

うちの学校でもやって欲しい!
うちの会社でもやって欲しい!
ちょっと気になるから話だけでも聞いてみたい!!

など、ご要望があれば、ぜひともアクティングまでご相談ください。

それでは、本日はこの辺りで。
本日もご覧いただきありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

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