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1on1の成果を上げるためにはまず捉え方を変えよう


こんにちは。6万人サポートキャリコンの渡部 幸です。

「中小企業こそコーチングを活用すべき」という記事に多くのいいね!をありがとうございました。

外部のコーチを入れるのは効果的だとみんな思っている

1人の社員の方の成長や課題解決のために3週間に1回ぐらい外部のコーチを入れて継続的に研修&コーチングを行っていくのはとても効果的、と多くの人が感じているということなのですね。

上司は他の仕事に追われているし、話を聞かないことも多い

もちろん、社内の上司にあたる人が実施できれば、それもよいと思うのですが、多くの中小企業の管理職の人は仕事に追われています。

人材育成になかなか時間を割けません。

そして、私が多くの企業の現場で見てきたことですが、仕事熱心な優秀な人、成果を出している人ほど人の話をあまり聞かない傾向にあります。

自分の思いや考えがしっかりあり、部下に教えるべきスキルや技術も持っているために、

・覚えてほしいことをついつい一方的に話す

・声を大にして熱心に伝える

・自分はできるので、まだ上手くできない部下に対して
「なんでできないのか」「どうして(こんな簡単なことを)間違うのか」
とダメ出しをしてしまう

といったことが起こりがちになります。

いつも念頭に置いたほうがよい考え方

私も長く上司をやってきましたので、
管理職の方の思いや悩みはとてもよくわかるのですが、

成長してもらわないと困る部下は、自分とは違うのです。

「こんなこともできないのか」→できない人もいます。

「なんで相談しないのか」→言い出しにくい人もいますし、相談すべきだと理解していない人もいます。

「なんだかやる気がないように思える」→本当にそうなのでしょうか?ただ
思い込んでいるだけかもしれませんし、プライベートで悩みがあるのかもしれません。必ずしも仕事のやる気がないわけではないかもしれません。

私が仕事をする上でいつも頭の中に置いている考え方があります。

世の中には「あり得ないことは何もない」  ということです。

いろんな考えを持っている人が存在しますし
自分とは違う価値観を大事にしている人もたくさんいます。

世界には多くの信じられないような出来事が起こりますし、自然災害もあります。

「こんなことはおかしい!」「間違っている!」なんてことは実はひとつもないと思うのです。

速く効果を出したいか、上司にスキルを習得してほしいか決める

長期的に見れば、上司である管理職の人に
部下との接し方、育成のスキルを身につけてもらうほうが
より会社全体のためになると思いますが、

「人はすぐには変わらない」こともある程度想定されることです。

少数の若手の部下に速く成長してほしい、スキルアップしてほしいので
あれば外部のコーチをつけるほうが手っ取り早いのではないでしょうか。

ぜひ中小企業の経営者の方に考えてほしい点です。

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