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ケネス・ワプニック博士の語録

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『A Course in Miracles』をもっとも理解していたその第一人者であるケネス・ワプニック博士の言葉を引用したnoteコラム
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2021年10月の記事一覧

「悟り」の体験と「悟りを生きる」ことには大きなレベルの違いがある

「悟り」の体験と「悟りを生きる」ことには大きなレベルの違いがある


極楽トンボこの世界は幻想なんだから、どうせ夢なんだから、だいじょうぶ、すべては愛なのだから、大丈夫、、、深刻になる必要なんてない、、、自分たちはこの夢の世界を味わうために来たんだから、この夢を楽しめばいい、、、

というようなことを言っているノンデュアリスト(非二元論者)あるいはノンデュアリティスピーカーさんたちを多く目にします。

ちなみに、彼らのような人たちのことを、ワプニック博士は、「極楽

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ア・コース・イン・ミラクルズはニューエイジのスピリチュアリティと何が異なるのか?

ア・コース・イン・ミラクルズはニューエイジのスピリチュアリティと何が異なるのか?


他のスピリチュアリティとコースのちがい「私たちは愛なのです。私たちは神です。私たちは一つです。」

そのことは、コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)をちょっとかじったものであるならば、誰だって知的には知っていることです。

もっといえば、コースでなくても、他のスピリチュアリティでも教えられていることです。

ただ、コースの教えをちゃんと理解していくならば、コースはそのようなことを学んでいく

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コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)は厳しい霊性の道?それとも優しい霊性の道?

コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)は厳しい霊性の道?それとも優しい霊性の道?


コースの教えそのものに妥協がないからこそコース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)学習者の中には、「ワプニック博士の解説は妥協がなさすぎて厳しい」と感じておられる方々がけっこうおられるのではないでしょうか。

でも、実際は、ワプニック博士は厳しさの真反対であるどころか、私たちコース学習者がどれだけ不真面目なコース学習者だとしても寛容さを備え持った教師であると言うことができましょう。

彼の解説が

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深刻さを超えて、微笑んで見ることができるようになるために

深刻さを超えて、微笑んで見ることができるようになるために

無垢なる被害者コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の実践で何をしていくのか?

というなら、自我を直視することをしていきます。

そこで私たちが理解しておかなければならないのは、自我が問題なのではないということです。

自我は悪しきものでも善きものでもなく、何でもありません。

自我はそもそもが非実在であり、無であるからです。

無であるものがどうして問題である得るでしょうか。

では、問題

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