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【人生のほんの1日】20230529 2023年5月の初見練習楽曲まとめ

2023年導入の朝練ルーティン、初見練習

2023年年明けから毎日のピアノ朝練に、難しすぎない見開き2ページ程度(3ページ以上の曲は数日に分けて読む)の小曲の初見練習を加えました。始めてから5ヶ月経過し、毎日初見演奏するのが毎朝のルーティンに定着しました。

初見練習を始める導入に使った参考書を下記の記事でも紹介しています。

毎日新規の楽譜を読むことで譜読みも少しずつ速くなっていると思いますし、譜読みに対する体力がつくというか、抵抗なく新曲に取り組めるようになりました。
また、買ったけど手をつけていない楽譜にとてもたくさん目を通すことができて、楽譜という資産を眠らせずに運用できていいこと尽くめと思います。

今日は2023年5月に初見した楽曲をまとめてみますね。

実は私は、40代から初心者でピアノを習い始めたこともあり、ピアノ特有の2段譜の譜読みがとても苦手です😅 なので新曲の導入に長い期間がかかり、それがストレスでもありコンプレックスでもありました。

自分が好きな曲の初見譜読みを毎日の練習を取り入れることで、好きな曲を弾きながら譜読みが激遅というコンプレックスも克服でき、私にとってはとても良い問題解決法と思っています。

2023年5月はドビュッシーの前奏曲集第1巻をメインにフェデリコ・モンポウ、坂本龍一さんの作品などを弾きました。

坂本龍一 aubade


グリーグ 叙情小曲集op.71-6  過去


バッハ 平均律クラヴィーア曲集
第1巻22番変ロ短調 フーガ


坂本龍一 「ソナチネ」

6ページの楽曲なので2日に分けて読みました。


坂本龍一 「sorari」

内声が主メロディになっていて、大きく出がちな高音部低音部を抑えてこの曲らしく表現するのは、私的には初見ではやや難しく感じました。


ドビュッシー前奏曲集 第1巻 1番「デルフィの舞姫」、2番「帆」(再見)、4番「夕べの空気に漂う音と香り」(再見)、5番「アナカプリの丘」(2日間)、6番「雪の上の足跡」、7番「西風の見たもの」(4日間)、8番「亜麻色の髪の乙女」、9番「途絶えたセレナード」(2日間)、10番「沈める寺」(2日間)


ドビュッシーは私が最も好きな作曲家で、楽譜もデュラン、安川版、この中井版と揃えていますが、実用版と謳うだけあり、中井正子先生のこの版は楽語の日本語対訳や運指、ペダルなどの記載も実践的でとても参考にしています。

5月だけで憧れの前奏曲集第1巻から9曲も読めて、毎日コツコツの初見練習も積み重ねで出来上がる成果の厚みってすごいなと思いました!


モンポウ 前奏曲 第5番、 第6番


6番は12音技法っぽい感じだなぁ、なんて思いながら1回両手で初見して、後からタイトルの下に「pour la main gauche (左手のための)」って書いてあり、もう一度頭から片手で読み直しという…。タイトルの初見ができてませんでした😅

モンポウ 歌と踊り 第6番


歌と踊りの2パートに分けて2日かけて読みました。

歌と踊りの2パートに分けて2日かけて読みました。

モンポウ 「内なる印象」第1番、 第2番、第3番、第5番 「悲しい鳥」


ベートーヴェン ピアノソナタ第17番 op.31-2 「テンペスト」第2楽章

以前、1、3楽章は発表会で弾いたことがあり(今振り返ると全然弾けてなかった😅)、第2楽章を仕上げて全曲完成させようと目論みつつ、何年か間が空いてしまいましたが、改めて始動することにしました。全楽章演奏できるようにして一生のレパートリーにしたいと思います。


というわけで、5月は、初見練習だけで23曲譜読みすることができました。全8ページあるドビュッシーの前奏曲「西風の見たもの」のような難曲は2ページずつ4日間かけていたりしていますが、毎日コツコツと続けるだけでかなりの量の曲を読めて勉強になりますね。

ドビュッシーの前奏曲集も残すところ3、11、12番の3曲となり、初見のみではありますが、全12曲すべて譜読みするというのは私にとって大きな快挙です。達成感ありますね。

またピアノ愛好家あるあるの「買ったけど弾いていない楽譜がたくさんある問題」が解消できるので、精神的にも喜ばしく、毎日ちょっとずつ初見してみるのは結構いい習慣だなと思っています😊

引き続き、楽しくがんばります!

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