見出し画像

【人生のほんの1日】20230228 いろいろ初心に戻れた日

いつものように目覚めてすぐの読書タイムからのピアノ朝練。

ウォーミングアップ
スケール♭系全調
ドから始まる11種のアルペジオ
ツェルニー30 3〜5番

初見
パスカル・ヒメノ 
演奏会用リズムエチュード1-3 ボレロ
新曲の譜読みも兼ねて

楽曲
ドビュッシー グラナダの夕べ
ベートーヴェン 
創作主題による32の変奏曲 主題から12変奏まで
ラフマニノフ 楽興の時 3、4番
スクリャービン   エチュード op.2-1
バッハ 平均律1巻6番

実は、先週末はちょっと気分が上がらなくてピアノもプチスランプな感じだったのですが、やっと目の前のことに集中する気分まで復調し、今朝の練習は比較的いい集中を保てて濃度濃く行えました😊

人生次から次へといろんなことが起こりますが、悪いことは早く忘れて引きずらないのが1番ですね。

朝練を終えて出勤。弊社スタッフが1名、ピアニストになるという自身の夢に向かって歩を進めるために2月いっぱいで卒業しました。

今日は卒業スタッフは有給消化でお休み。火曜日は他のパートさんたちも出勤しない日なので、今日は私と副代表という創業メンバーで久しぶりにのんびり清々しい気分でお仕事しました。

午前中は、出荷作業の準備と春っぽいあたたかい日差しの下、近年は執筆や設計の仕事が忙しくて繁忙期以外はスタッフにお任せがちだった苗の植え替え作業などをしました。基本、植え替えなど黙々と定常的に手を動かす作業は、私的にはゾーンに入りやすくて、好きだし得意です😊

創業1年目は、今より事業規模も格段に小さかったので、私と副代表・副代表のお母さまの3人で家族経営みたいにほのぼの超テキパキと作業していたのをふと思い出しました。

小さい店ながらも革命家的な熱を内に抱いているような、今思い返してみるといろいろタイヘンではありましたが、私の人生の中でもとても楽しく貴重な体験を重ねた毎日でした。

セダム マエストロの越冬芽

今日の植え替えアイテムはセダムなどだったのですが、セダム  'ハブ・グレイ' 、'マエストロ' 、'サンダークラウド'など、私の店が日本国内でも先駆けで海外から輸入した品種も多く、なんだか創業当時の初心に戻れたようで心が洗われました。なにげに攻めたセレクト眼で導入していたなぁ、と。

耐寒性のオオベンケイソウ系のセダムは、冬季は落葉して地上部がなくなりますが、地表に小さなバラの花が咲いたような美しい越冬芽を形成するんです。

春のセダム ハブ・グレイとアリウム カラタビエンセ

私が趣味で園芸を始めた当初はセダムの美しい越冬芽とユーフォルビアの冬葉色、アリウム カラタビエンセの芽吹きを組み合わせたりしていました。

セダムの越冬芽が美しいなんてあまり園芸書では紹介されてなくて、実際に植物を育て・観察した者しか知らない情報だったりします。

最近、「自分の役割」について考えることがあるんですが、私が他の園芸の先生方
と違うポイントって、あえて他の方が言及しない「平凡な植物の非凡なポイント」に注目したり、「常套句みたいな組み合わせをしないであえてちょっと冒険・チャレンジすることによる発見の楽しみ・醍醐味を応援する」といったところにあるのかなと思っています。

今年も、これから取材撮影するテレビのお仕事や進行中の植栽設計案件、あと自宅事務所リノベーションの内装の章など、メディアを通して発信される私からのメッセージやプロジェクトがいくつかありますが、初心を忘れず、挑発的に、楽しく未来を拓いていく表現者であろうと志を新たにしました。

この記事が参加している募集

#最近の学び

181,413件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?