#46|7 2020年8月29日 諦めと漠然とした不安
TはN大学からPCR検査の予約をするようにメールが来たので既に予約をしたと言っていたが、まだ自分には届いておらず、授業開始も迫っているので前から抱いていたうっすらとした不安が徐々に濃くなりつつあった。昨日の夜、確認のメールをしたが土曜なので週明けまでは返信は望めない。
牛乳を1杯ゆっくりと飲みながら朝食をとった。今日はF1のベルギーGPの予選があるので何とかして観戦する方法を模索していたが、VPNなどあらゆる方法を試したが、合法的なものはどれもうまく機能しなかった。残された唯一の手段はスペイン国内で放送権を持っているMovistarでの視聴だが、テレビの契約などかなり複雑なうえに、他と比べると割高なので今シーズンは諦めるしかないか、と落胆した。せっかく変則的なカレンダーで初めて見るサーキットもレイアウトもあったので本当に残念だ。
紅茶に続いてドイツで影響を受けた趣味が蝋燭だ。格好つけてキャンドルと呼ぶ人もいるが、僕は「ろうそく」と呼ぶのが好きだ。札幌にあるCandlyで買った新作のウッドチップを使った蝋燭を持ってきたので、火をつける道具を買う必要があった。近所のTEDiという雑貨屋のような店に行った。ドイツ語のパッケージが多く、そういえばどことなくLidlにも似ているのでもしかしたらドイツの会社かもしれない。
21時頃、Tがパスタを使ったハンガリー料理を作っていた。詳しくは聞かなかったが、玉ねぎとスープを使うらしい。
(23:27 パンプローナ自室にて執筆 雷鳴轟き、蝋燭の火の隣で)
現在、海外の大学院に通っています。是非、よろしくお願いします。