情報は偏らないようにしたほうがいいという話
本の多読を始めてからの一番の気づきは、世の中には本当に超多種多様な意見が飛び交っているということ。
だから、情報源が偏ってしまうとなんだかよくわからないことになってしまうと思う。
かくいう僕が、昔はニュース番組が言うことや本に書いてあることをよく考えずに信じていてよくわからなくなった。(ごく短い期間だが、超昔に陰謀論を信じていた時期もあった。。)
そんな体験もあったので、ここでは、「情報化社会における情報との付き合い方」について色々考えてみた。
・STEP1:そんな情報もあるのかーくらいで聞く
・STEP2:本当にそうなのか気になるなら、反対意見を含めた2つ以上の情報を集める。
・STEP3:2つ以上の情報をもとに、自分の頭で考える。
前提として、世の中「本当に断言できること」はマジで少ない(語彙力)
この世界には、「こういうときは必ずこうすればいい」といったような絶対的な解は少ない。なぜなら、「全く同じ状況」がこの世には存在しないから。
たとえば、超敏腕起業家が自己啓発書で「努力すれば必ず報われる」と言っていたとする。でもそれは、たまたまめぐり合わせがよくて成功しただけであって(もちろん努力も大切な要因のひとつではある)、世の中には「努力しないで成功した人」も、「努力して失敗した人」もたくさんいる。
といった様に、少数で見られたルールが全員に当てはまるかといったら、必ずしもそうではない。
なので、以下に書くような感じで情報に接するといいと思う。
STEP1:そんな情報もあるのかーくらいで聞く
重要なのは、「内容」と「トーン」を分けることだと思う
・内容 :その情報の表しているそのままの意味。
・トーン:その情報のニュアンス
上述の「努力は必ず報われる」の例でいうと、
例)努力は必ず報われるんだ。
・内容 :努力は報われる(可能性がある)
・トーン:「必ず~んだ」という断定的な口調
こんな感じ。そして、トーンは排除して内容だけ受け取る。
トーンが強く断定的だったり、わからないように事実っぽく言っている情報がこの世にはたくさんあるから困る。たとえば、「~と言われてます」という言葉がニュース番組でよく使われるのを見るけど、それって誰が…?みたいな。だから、まずこのトーンを除くという基本姿勢が大事なんじゃないかと思う。
STEP2:本当にそうなのか気になるなら、反対意見を含めた2つ以上の情報を集める。
上述の例でいうと、「努力は報われない」と言っている人を探してみる
ちなみに、ネットで探して見ると、こんな記事がでてきた。おもしろかった。
STEP3:2つ以上の情報をもとに、自分の頭で考える。
情報が出揃った上で、自分の頭で考える。どっちかを採択するのではなく、考えるというのが大事なポイントだと思う。つまり2つの意見を合体させた、自分の意見を考える。
そうすると、いいとこどりで、かつ偏りのない自分の意見が作れると思う。
ありがとうございます。マイペースで発信していくので、ゆるりと楽しんでください。