面倒くさがりでも大丈夫!ヘナで始める自宅での白髪ケア
今回は、普段は面倒くさがりな私が、ヘナを使って白髪を染めてみた経験をシェアします。湯シャンに切り替えたことで化学物質に抵抗を感じるようになったので、白髪染めも自然派の方法に挑戦してみることにしました。
ヘナ染めを試してみた理由
前回の記事で、湯シャンを始めたことにより、カラー専門店で月に1度の白髪染めをやめたという話をしました。頭皮への優しさを考えると、自然成分のヘナは魅力的でしたが、手間と時間がネックで、なかなか試すまでに至りませんでした。それでも、健康な髪を保ちつつ、白髪をカバーしたいという強い思いにより、やっと腰を上げてみることにしました。
ヘナの準備と塗り方
今回使用したヘナはこちら。
色は他にもあるようですが、オレンジが染まりやすいという口コミを見てオレンジにしました。黒めに染めたい場合は、オレンジで染めた後に、インディゴで再度染めるとよいそうです。
ヘナを塗るための道具は以下のとおりです。足りないものは、100均で買い足しました。
・ボウル
・泡だて器
・毛染めセット(イヤーキャップ、ビニール手袋、櫛とブラシが一体になったもの、ビニールエプロン)
・新聞紙
・ティッシュ
・ヘアバンド
・ラップ
・シャワーキャップ
・古いタオル
まずはヘナを40度くらいのお湯で溶かします。ケチャップくらいの硬さになるまで、様子を見ながら少しずつお湯を加えます。水分が少ないと乾いて塗りにくくなるそうです。
調べたところ、ヘナを混ぜた後30分から1日寝かせた方がいいそうですが、今回は待ちきれずすぐに使用しました。
一箇所の塗布が終わったら、1センチごとに横に髪をすくい取り塗り進めていきます。 このとき、100均の毛染めセットのブラシの柄の先端を使いましたが、菜箸を使ってもよいそうです。このように、櫛で髪を細かく分けながら丁寧に塗り広げていくと、ムラなく仕上がりました。
塗布後は1時間半放置
塗り終えた後は、髪をラップでしっかりと包み、ヘアバンドを巻いて、1時間半放置します。このときドライヤーで温めると、染まりがよくなるそうです。
1時間半も待たなければならないのが面倒だと思いましたが、その間に掃除をしたり、夕食の準備をしたりしているとあっという間でした。美容院での待ち時間と比べて、時間を有効に使えるのがいいですね。
ヘナを洗い流してタオルドライする際は、タオルに結構染料がつきます。今後、古いタオルは捨てずに、ヘナ用に取っておこうと思いました。
感じたことと気づき
・ヘナのにおい
ヘナのにおいは独特ですが、私は慣れれば問題ない程度だと思います。ただ、それなりに強いにおいなので、放置時間にお茶しようという気にはなりませんでした。
・ヘナの飛び散り対策
塗っている間にヘナが飛び散ることがあるので、周囲に新聞紙を敷くと安心です。また、顔にヘナがついたときのためにティッシュを手元に置いておくとよいでしょう。100均のセットに入っていたイヤーキャップは、大変役立ちました。
・仕上がり
染料を洗い流して乾かした後の髪は、とてもしなやかでつやがあり感激しました。オレンジに染まった白髪は、他の髪にすっかり馴染んでいます。ついうれしくなって鏡を見るたびに染まり具合をチェックしてしまいます。
これからに向けて
自分でヘナ染めをするのは思っていたよりも手間がかからず、ものぐさな私でも続けられそうです。何より仕上がりの美しさがとても気に入ったので、これからも定期的に続けたいと思います。そのために、もう少し使いやすいブラシに投資して、さらに快適に染められるよう工夫を重ねていきたいです。
湯シャンや肌断食をして化学物質を使わないようになり、肌も髪も地肌もみるみる元気を取り戻してきました。自分にも、お財布にも、地球にもやさしいケアをぜひ一度お試しください。
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