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【50代女性のポジティブエイジング】白髪との向き合い方

50代になると、私たちの身体はさまざまな変化を経験します。特に女性にとって、白髪は悩ましく、受け入れがたい変化です。今回は、私が白髪に向き合い、それを受け入れるようになった過程について共有したいと思います。

白髪の出現

自分の頭にキラリと光る白髪を見つけるようになったのは、30代の後半でした。当時、仕事が忙しかったので、ストレスのせいだと思っていました。老化現象と認めたくなかったのです。「白髪を抜くと増える」といいますが、白髪をなかったことにするため一本ずつ抜いていました。

やがて白髪は増え続け、抜くだけでは済まない量になり、40代の頃には2カ月に1回の美容院通いでカラーリングするようになりました。この頃はこの頻度でも何とかなっていたのですが、50代に入ると、そのペースでも追いつかなくなり、カラーリングの間隔を短くせざるを得なくなりました。

以前の対処法

そこで、約1ヶ月に1度のペースでカラー専門店に通うようになりました。当時はカラーリングによる髪へのダメージをあまり気にしていなかったので、白髪が気になるたびにすぐに染めに行くことができるカラー専門店は、私にとって大変都合がよかったのです。自分で染めるのは面倒だったので、いつでも専門のスタッフに染めてもらえるカラー専門店は大変ありがたい存在でした。

カラー専門店のサービスはシンプルで、コストを最小限に抑えていたため、価格も手頃でした。8畳ほどの店舗スペースに2~3名のスタッフがおり、シャンプーは機械が行い、ドライヤーは自分で行うシステムです。白髪染めだけで3,000円、トリートメントを加えても追加料金は500円で、通常の美容院での施術よりもかなりお得でした。この手軽さとコスパの良さが気に入り、しばらく私の白髪ケアルーチンになっていました。

現在の対処法

ところが、私の白髪ケアに対するアプローチは、宇津木龍一先生の湯シャンの本を読んだことで大きく変わりました。薬剤に含まれる発がん性物質や、アレルギー反応による頭皮への影響を知り、衝撃を受けました。それからは、頭皮になるべく余計な化学物質をつけたくないと思うようになり、カラー専門店での頻繁なカラーリングをやめて、より自然に優しいケアにシフトしました。現在は2か月に1度のペースで美容院でハーブカラーをしてもらい、伸びてきた根元の白髪には植物由来の白髪隠しファンデーションを塗っています。

現在の状態

湯シャンに切り替えてから、私の髪と頭皮は明らかに健康的になりました。カラーの持ちが良くなり、根元の白髪が伸びても目立ちにくくなりました。髪質も改善され、髪の根元は以前よりもずっと元気になりました。宇津木先生が推奨するヘナにはまだ挑戦していませんが、髪と地球に優しい自然由来の染料とのことなので、ぜひ試してみたいと考えています。

まとめ

50代という節目を迎えて、白髪を含め、さまざまな身体の変化を受け入れられるようになりました。歳を重ねることにより、外見に対するコンプレックスから解放され、自己肯定感が高まったと感じます。他人の目や一般常識にとらわれず、自分が心地よいと感じる選択ができる解放感はすばらしいものです。今後、白髪がさらに増えたら、グレイヘアにしてもいいかもしれません。数十年後に完全なホワイトヘアになったら、明るい色の服を着て、颯爽と街を歩きたいと思います。

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