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タクシー運転手の思い出

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「タクシー運転手の思い出」シリーズをまとめました。
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記事一覧

「どうにも止まらない」

タクシー運転手時代の冷汗もんの思い出がある。ある日クラクションが故障した。鳴らないならま…

「スカウトされた話」

私はしばしばスカウトされる。ただし芸能プロダクションの人からではなく ゲイの方からである…

「痛い人」〜タクシー運転手の思い出〜

「あっ、お願いしますー」30代くらいの男性が乗り込んできた。すっとした体型でかっこいい人だ…

【下巻】「有るはずのモノが無かった話」~タクシー運転手の思い出~

【上巻】「有るはずのモノが無かった話」~タクシー運転手の思い出~からの続きです。 もう最…

【上巻】「有るはずのモノが無かった話」~タクシー運転手の思い出~

絶対あるでしょ!普通。でも無いのだ、どこにも…うぅ。今日はそんな話をしたい。 深夜2時過…

「力士を乗せた」〜タクシー運転手の思い出〜

札幌にはときどき力士たちが来る。 相撲一行の巡業である。人気があるためタクシー運転手とし…

「覚悟したっ」〜タクシー運転手の思い出〜

これはマジでやばい!もう覚悟するしかないぃぃ。今日はそんな話をしたいと思う。 札幌の街にも当然ながら「その筋の方」がいる。ススキノから中島公園あたりを拠点にホテル街や風俗街界隈でその方々をよく見かける。私たち一般人は直接関わることはまずないことだが、それでもその独特の雰囲気を感じると一瞬で「ピリッ」とした空気になり、私は「ごくっ」と喉を鳴らしてしまう。 夜9時すぎ。私はその日も相変わらずススキノ周辺を小刻みに流す手法でお客さんを探していた。そろそろ家に帰り始める酔いどれ客

「何も言えなくなったこと」〜タクシー運転手の思い出〜

こんばんは。今日は私がタクシー運転手をしていた頃のお話をしてみる。タイトルの通り本当に「…