僕らの心を動かすUXデザイン

「UI/UXってなに?」よく耳にする言葉ですが、その定義とはなんだろう・・・。この記事ではUI/UXの概念や定義についてお話できればと思います。

UIとはユーザーインターフェースの略で、例えばキーボードやマウスもUIですが、webサイトのサイドバーやナビゲーションもUIにあたります。
例えばユーザーとネットの情報の間をとりもつwebサイト設計のように、
2つのものの間のやりとりをよりスムーズに行えるようにするものがUI、すなわちユーザーインタフェースと定義されています。

言葉が母国語ではなく読めないサイトでも、なんとなく理解してしまうことってありませんか?
もしあったとしたらそれは素晴らしいUIデザインが施されているといっても過言ではありません。
我々の日常生活に必要不可欠な存在になりつつあるiPhoneも、なんとなくやり方がわからなくても操作できちゃいますよね。

素晴らしいUIだとユーザーが目的の作業の効率をUPすることができます。そして使いやすいUIによってユーザーに心地のよい体験や感覚、感情を与えることができます。その体験や感覚、感情はUXと定義されています。

UXとはユーザーエクスペリエンスの略で、ユーザーの体験のこと、
UI(ユーザーインターフェース)を通してシステムに触れた際にユーザーが感じたこと、その結果生じた感情や体験を指します。

例えばネイルして彼氏に褒められて嬉しい!と思った時、その嬉しいという感覚や体験、感情がUXになります。
他にもwebであればUIであるナビゲーションやボタン、パーツの使い勝手、そしてコンテンツページへのアクセス性などによって抱く感情のことを指します。この場合ユーザーが使いやすくて見やすいサイトだな~と抱く感覚や体験、感情がUXです。
オンラインゲームであれば、ゲームを通じて実在する仲間と出会い、力を合わせて敵のモンスターを倒したあとに感じる仲間との一体感、そして喜びや達成感を分かち合う体験。まさにUXですよね。

UXで大切なことは目的や最終ゴールを明確にすること、そしてユーザーの目線にたって考えることです。
目的や最終ゴールは、まずは誰に向けて何を伝えていくか(ターゲットと目的)を定義し、そしてユーザー目線で問題を解決するまでのユーザーのストーリーを考え、最後はそれらを踏まえてカタチにしていくことが大切です。UXデザインには決まった答えや正解なんてものはないので、いかに相手の心を読むことがキーポイントになってきます。

まとめ

感情を持っていない人間なんて、この世に存在しません。
感情には感情で訴えかける。
論理的思考も、もちろん必要不可欠な要素であり大切なのですが、時には論理だけではなく感情、すなわち「心」がこもったデザイン。そのようなことも我々デザイナーには必要な要素であると、私は強く感じております。

以上、僕らの心を動かすUXデザインでした。

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