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【詩】 Feeling
居心地の悪い歯切れの良い時間
色づくには惜しすぎる
散るにはためらってしまう
その感じは曖昧でいつも行儀よく
自分には常に隣にいる錯覚さえ覚える
覚える…
溺れる…
深い蒼さは愛すべき視覚であり
五感を研ぎ澄ました感受性でもある
常に隣で佇んで溶け込んでいる
曖昧さは我が物顔で腰掛ける
キツい旅にでも出たつもりか
深い意味はより深く
止まらない鳥達の羽ばたきは
絞りきった感性をも越えてゆく
歯切れの悪い儚さに欠けたものは何か
昨日に渦巻いてた思考を掘り下げても
この深いBlueは無遠慮に踏み込んでいく
美徳にして論ずるに値しない空気感
その試行錯誤さえが我が往生際の良さ
気付けば常に隣にいてくれる
あの人には雲間を押しつけようか
その行儀の悪さが光を与え
なだらかな其れを演出してくれる
虚空を見つめ
赴くままに
そばに佇む感受性は
常に落ちる枯葉を助けてる
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