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秋上がり              

秋。

収穫の季節。

ついにはマジックも3まで減った。

何はともあれアレが18年ぶりにとあるところに帰還しようとしている。

アレまっしぐら。

そういえば18年前のアレも同じ方が指揮を取っていらっしゃったな。

アレ請負人…

あまり調子に乗った事を書くのは止めた方が良い。

私の悪い癖だ。

調子に乗るとろくな事がない。

自重せねば。

ではないと私のnoteがアレてしまう。

アレて(荒れて)

アレ…て

こういう所が良くないんだよね。

スミマセン。

ほぼほぼ雌雄を決したアレの行方をたまにポチりとつけるテレビで眺めながら、ひょっとしたら今年は日本シリーズは関西ダービーになるのかと期待してしまう今日この頃。

まあ、アレを手中に収めてもそうやすやすと日本一のアレに辿り付けないのが現状の制度。

いっそのこと何ゲーム差がついたらもうクライマックス…とか良いんじゃない?っ何てたまに思う。

きっと人それぞれの意見がおありだと思うので迂闊な事は言えないが…

意見の多様性という事を踏まえて書き進めていくと…

長いシーズンを戦い、勝ち得たアレの価値を今一度考えなおしても良いんじゃないかな?

まあ、多分今に始まった意見ではないんだろうけど。

ちなみに野球を見るのが好きだが、特定の球団を熱心に応援しているわけではない。

いち野球観戦フリークの意見でございます。

そんな事をテレビに映る岡田監督の独特の首の振り方を見ながら考えていた。

優勝は明日なのか、それともそれ以降なのか…。

いやはや何とも楽しみである。

楽しみと言えば、野球中継を見ながらお酒を呑む事も最近の楽しみの一つでる。

季節は秋に差し掛かろうとしている。

私はお酒では一番日本酒が好きだ。

日本酒の事を何やらかんやらとnoteでも書き散らかしている。




とまあ、自己満で書かせて頂いている記事。

アレの行方と共に、日本酒を呑みながら肴をパクパクと摘まむのが最近の楽しみの一つでもある。

所で、10月1日が日本酒の日という事を御存知だろうか。

日本酒にある酒造年度という概念。

BY(ブリュワリー・イヤー)ともいうか。

現在の日本酒酒造年度の元旦は7月1日となっている。

なので翌年の6月30日までがその年の生まれたお酒のBYとなる。

それが日本酒独自の概念とでもいうのかな。

これがその昔の昭和39年までは10月1日が日本酒の年明けとされてきていたらしい。

その名残でどうやら10月1日が日本酒の日とされているそうだ。

間違ってたらごめんなさい。

秋は収穫の季節であり、お米も取れる季節でもある。

基本的に寒造りが基本とされる日本酒。

新酒が搾りだされる時期に合わせて酒蔵の軒先には杉玉が新たに飾られる。

杉玉が色付く時期に合わせてお酒の熟成度も分かるとか。

何とまあ、全てが連動していることよ。

そして日本酒のこの時期の楽しみの一つとして「秋上がり」というものがある。

「ひやおろし」ともいうか。

通常日本酒は2回火入れをする。

お酒を上槽したタイミングと、出荷する前のタイミング。

この2回とも火入れをしていないお酒の事を「生酒」という。

お酒を上槽したタイミングで火入れをせず貯蔵し、出荷する瓶詰の際に火入れを行うお酒を「生貯蔵酒」。

逆に上槽したタイミングで火入れをして貯蔵し、出荷の時に火入れを行わないお酒を「生詰め酒」という。

ちなみに前述の「ひやおろし」。

火入れを行った日本酒をひと夏タンクにしっかりと貯蔵し、熟成させて出荷のタイミングで火入れをせず出すので「生詰め酒」となる。

ひと夏を越えて熟成させ、味がまろやかになり、その落ち着いた風味や旨味を楽しむ「秋上がり」。

今の季節を楽しむ一つの風物詩でもあるか。

そんな「秋上がり」のお酒を呑みながら、アレの行方を楽しむなんてのは正しく今の時期だけの贅沢。

大げさかもしれんが、日本に生まれて良かった。

やがて季節が過ぎると今度は新酒が出回り、そして燗酒の季節にもなってくる。

新酒ではよく「生酒」をよくみるのでは?

漉したタイミングによって名前が変わる「荒走り」や、濾過の具合でも名称が変わる「無濾過」や「おりがらみ」など。

そのお酒の在り方は蔵人や杜氏の技術や指揮により日本酒の形は変わる。

そして円熟味を増し、その中でも若さも尊重したような「ひやおろし」という秋だけのお酒。

この時期ならではの楽しみということか。

「ひやおろし」と一概に述べるが、お酒の銘柄によって味わいが変わってくるのがまた面白い所であるが…。

「ひやおろし」を呑みながら、観る阪神対巨人戦。

そんな「ひやおろし」のような落ち着きと、円熟味、更には旨味に時折覗かせる若さを尊重したような味わいあるタクトを振り続けた岡田采配。

この一年のチームと采配の熟成具合はまるでその味わいとかぶる所がある。

春先からの紆余曲折を経て辿り着いた「アレ」…。

きっと「ひやおろし」に負けない美酒に皆様は酔い知れるだろう…。

素晴らしきことかな。

っと書いているけど私はにわかですけどね(>_<)

最後に…

自分の人生もこんな「ひやおろし」のような味わい深いものにしたいものだ。

記事を最後まで読んで頂き誠にありがとうございます!











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