60年代、流行った洋楽。25
『70年代、流行った洋楽』の60年代版です。
60年代の初頭は、私自身がまだ少年時代。音楽に目覚める以前のことでした。そのうち、ラジオのAM放送やテレビなどから流れる音楽に意識が向くようになりました。そんななか、記憶に残る曲にもめぐり逢いました。今、あらためてYou Tubeで聴くと思い出がよみがえるだけでなく、半世紀よりもさらに前の曲とは思えない新鮮さと輝きにおどろきます。
60年代にはこんなことがありました。
サウンド・オブ・サイレンス/サイモン&ガーファンクル
The Sound of Silence/Simon & Garfunkel(1965年)
67年のアメリカ映画『卒業』で挿入曲となったのですが、わたしはてっきり、この映画のために作曲されたものだとばかりいままで思っていました。
この映画を観たときの衝撃とともに、この曲のことは今もわすれられません。
この曲には下の記事のとおりの経緯があって、この曲のヒットでいったん解散した、S&Gの二人が活動を再開したという意味深い曲だったわけです。
あなただけを/ジェファーソンエアプレイン
Somebody to Love/Jefferson Airplane(1967年)
よく流行りましたね。下の記事にもありますが、グレイス・スリックのヴォーカルが魅力です。彼女、脱退したりするものの、調べると通算20年ほどバンドに在籍したらしいです。
当時「女性ロックスターの草分け」「エキセントリックな言動」で注目を浴びたのだそうな。もう歌ってはいないようですが、現在83歳でご健在とのことです。
グループは解散後、グループ名をジェファーソン・スターシップに代えて現在に至るとのことです。
ハッピー・トゥゲザー/ザ・タートルズ
Happy together/The Turtles(1967年)
このバンドの情報はWEBでもあまりないのと、わたしは、ほかの曲をあまり知らないのが正直なところです。
ただ、この曲については抒情的なところが好きです。最初、短調で始まってその後転調するところにその辺のひみつがありそうです。歌詞もこうしてみると一途に歌い上げているのですね。
曲のリリースにいたる経緯は次の記事のとおりで、タートルズはよくぞやったものです。また、この曲は、多くの映画の挿入歌でも名をはせたということです。
※Alexandre さんの画像をお借りしました。