見出し画像

最果てからの手紙07

遠くへ行くことだけが旅なのでしょうか? そんなことを考えて過ごす中で見つけた気軽に冒険する方法を書いてみようと思います。 
まとまった期間一人になって気の向くことだけをして過ごしてみてください。 これは家庭、仕事から一旦手を離すということです。先ずは1日試してみましょう。一人の時間を確保したら思い浮かんだ関心に向かって行動開始。例えば、先日森に行きたいと思ってスマートフォンで検索し ていると美味しそうなパン屋さんを見つけました。どれどれと Instagram を眺めているうちにパンに目が無い友達のことを、ふと思い出して連絡すると近くのインテリアショップへ一緒に出掛けることになりました。そのお店で人生の転機とも言える出会いに恵まれたのでした。流れに身を委ねて過ごしているとこれまでの人生観を揺さぶるような思いがけないできごとに遭遇することもあります。自分の内側に見い出した発見を持っていつもの暮らしに戻ると見慣 れた景色は別物のように感じられる。それは少しの冒険でも今までの習慣が剥がれて新しい視点に作り直されるからです。こうして気の向くままに意識を元居た所から遠くまで歩かせることができるなら、旅をするにあたり時として物理的な距離は意味を持たないのかもしれません。 と、ここまで書きましたが やっぱり異国の地を踏みたいのが正直な気持ちです。

今回は、日本の発酵文化を巡る本「日本発酵紀行」を贈ります。 著者の小倉ヒラクさんのサイン入りです。

2021年10月 吉日

この記事が参加している募集

頂いたサポートは大切に使わせていただきます。