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KDPでセルフ出版

※2023/11/17:なぜかこの方法はガイドライン違反になった。

「Amazon KDP よりお客様の本に関しての対応依頼

Kindle ダイレクト・パブリッシングをご利用いただきありがとうございます。

審査の結果、以下の本に提供されている本文ファイルに Amazon の品質ガイドラインを満たしていないテキストの画像が含まれていることが判明しました。

「笑える数学 無∞限(改)「実数は自然数よりはるかに多い」は間違ってますよ( T Д T)ノ」 安孫子 伸洋 (AUTHOR)著 (ID: 56523756)

画像としてキャプチャされた大量のテキストが含まれている本は、Kindle 端末や印刷版で判読できなくなる可能性があり、読者の読書体験を損ないます。主にスキャンされたコンテンツ、または画像としてキャプチャされたコンテンツで構成されている本は、DOC、DOCX、HTML などのリフロー型を使用して再アップロードする必要があります。

固定レイアウト フォーマットは、以下の種類の本に使用できます。
- 子供向け絵本
- コミック
- マンガ

少量のスキャンされたテキスト、または画像としてキャプチャされたテキストは、読み取り可能で、本のコンテンツ全体に関連しているのであれば使用できます。

使用可能なスキャンされたテキストまたは画像の例には以下が含まれますが、これらに限定されません。
- 動画のキャプションなど、少量の抜粋
- 複雑な数式
- 手書きの手紙

本を出版するには、本文ファイルを更新して、スキャンされたテキスト、または画像としてキャプチャされたテキストをリフロー型テキストに置き換えて、本を出版用に再提出してください。

5 日以内に本を再提出してください。ご対応いただけない場合、この本を Amazon で販売できなくなります。」

コン弱(コンピューター弱者)がKDP(キンドルダイレクトパブリッシング)で、悪戦苦闘しながら個人出版する話。コン弱なのでところどころおかしいところがあるかもしれないがそこは汲んでいただくということで。

キンドルの端末では読者がフォントを変えられるようになっていてレイアウトが意味をなさない。なぜこんな仕様にしたのか理解に苦しむ。書き手としてはword doc.がそのまま反映されればそれが一番なのだが。文章だけでレイアウトにもこだわらないという場合はword doc.で大丈夫だが、私の場合は図を多用しているのでそういうわけにいかず、いろいろ試さなければならなくて大変だった。『でんでんエディター』と『でんでんコンバーター』という変換ソフトがあるのだがコン弱なので何が何だかさっぱりわからなかった。目的はレイアウトを端末に反映させることだとは思うのだが…

いろいろ試した結果うまくいったのは

ペイントで文書と図をレイアウトした画像をwordに貼っていき、それをPDFで保存したものをアップロードする(2022/03/28現在この方法でやると画像が横になるようになっていた。PDFではなくword(以前は偶数ページが小さい表示になった)でうまくいくようになっていた。1ページ目も表示されるのでダミーは必要なくなった)(2023/05/23現在、またwordでおかしくなったのでPDFでやったがそれもだめ。結局文章だけのやつは画像じゃなく、ただのwordでいいようだ。まったくの骨折り損)(でもやはりただのwordはうまくないので、画像を貼ったwordでやったところ、プレビューでは1ページ目と3ページ以降が小さくなったが、購入したものを見たらちゃんとなっていた。ただ1ページ目が、ページを、前から捲ると正常だが、後ろから捲ると、2ページになってしまう不具合があった。なので1ページ目をダミーにしておいて正解だった)

というものだった。ただこの方法だと、プレビューで見た限り1ページ目が表示されないので、表示されてもされなくてもどっちでもいいダミーを最初のページにしなければならない。ちなみに、自著の場合、プレビューでは102ページしか表示されないのだが、アマゾンのサイトでは103ページ(最近見たら102ページになっていた)になっていた。そもそも端末でプレビューと同じように表示されているのか自体わからないのだが、違うようではプレビューの意味がないのでそこは信じるしかない。

PDFは推奨されていないので、アップロードすると「他の拡張子でやった方がいいんじゃない」と出るが気にせず続行。アップロードはすぐ済むが、変換に10分程かかる。完了したらプレビューアーで確認。原稿も表紙もアップロードで上書きできるので恐れずやってみる。アマゾンのサイトでの出版日は出版した日ではなく、アップロードした日で表示される。

初めdoc.で滅茶苦茶なやつを出版してみたときは、すぐに削除したのだが、「これはオリジナルですか?オリジナルなら5日以内に再出版してください」みたいなメールが来たが、PDFで出版したら、普通審査に2,3日かかるところ数秒で「出版しました」のメールが来て、アマゾンのサイトを開いて著書名を検索したらちゃんと出てきて感動した。

本のデータは最大650MBまで受け付けられることになっているのだが、自著の場合PDFで40MB、doc.で80MBで、アマゾンのサイトではdoc.の方の80MBになっていて「この本はファイルサイズが大きいので云々」書かれていた。全部画像でデータが100倍以上になるのが難点。

ちなみにdoc.でアップロードすると、1ページ目は正常に表示されるが、その後の何ページかは面積が四分の一で表示され、また正常に表示され…といったことになる。

word文書をペイントに貼るときは

・行間が空いて行数が減る(これはなぜか直った。ウイルスチェック時とかの不具合かもしれない)

・改行時に一マス下げても、二段落目からは反映されない

・環境依存記号が「?」になる

・次のページまでドラッグしないと、最後の行の字間が詰まって一マス空いたり、図がある場合レイアウトが壊れたりする

といった問題があるので注意が必要。

端末では上下左右の余白が既にあるので、wordで余白は必要ないが、私の場合は念のため5mmずつ余白を取った。フォントは36号で文字数15行数17、ぺイントのピクセルは4200×5940にした。

宇宙表紙


2021.02.13追記

試し読みの設定の仕方がわからなくて出来なかったのだが、引っ越した際、光回線の開通に問題(JAにいけずされて)があって、いわゆるポケットWiFiを貸し出されて、一月半ぶりにkdpにログインしたら、「何者かがあなたのアカウントにサインインしようとしています。承認しますか」と言われ、どうも別のパソコンと認識されたみたいで、とにかく承認してログインしたら試し読みができるようになっていた。著者本人は試し読みの必要がないからできないということなのだろうか。それはともかくやはり1ページ目はプレビュー同様表示されていなかった。

読み放題のロイヤリティは1ページ1円ということなのか、102円が2回あって、全ページ読んでもらえたのは実に嬉しい。購入は3冊でこちらもうれしい。

相対論表紙1


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