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『○○する力』

○才能が無いから勝てない?

・ぼくは飛べないしスピードがないし、アイツみたいに才能がないから無理
・ぼくはアイツのように賢くないから無理
・環境が違うから無理

みたいな声を聞くことがよくある。

それを言い訳に使って諦めている人が多い。

ヒトはそれぞれなにかしら才能があると思っている。
その才能はなにかは分からないし、自分で気付いている人は少ないように思える。

反対に自分の才能に気付き、信じて行動している人は強い。

数ある才能のなかでぼくが1番大切だと思っていることは『継続する力』である。

才能がない、能力が低いと思う人はその人よりも何倍も練習するか圧倒的知識でIQを高めるか、徹底した理論をもとに鍛えるかである。

しかしながら、これらをする上で継続するチカラが無ければ自分の限界を決めて途中で諦めたり「アイツはいいよな、才能があって」などと言い訳をしているだろう。

ぼくは高校2年生の時、後輩にポジションを取られ試合に絡めない時期があった。

その後輩は小・中学と全国の経験があり、いわゆるエリート。

自分のなかでは誰よりも考えてシューティングをしているし、練習も一切手を抜かず取り組んでいるのにも関わらず、試合では後輩の方が活躍し周りの仲間も後輩を信頼していた。

ほんとうに辛く、その時に初めてバスケを辞めたいと本気で思った。

だが、ここで辞めるのは負けを認めて一生逃げる癖がついてしまうと思い、今までやってきたシューティングメニューを変えたり、トレーニングを変えたり、本を読んで知識をつけたり、みんなが寝ている時間に起きて練習したり、ということを2年生のウインター カップが終わってから徹底的に継続するようにした。

どんなにきつい練習でも手を抜かない、自主練は他の選手よりも早く行って他の選手よりも遅く帰る、というのも継続した。

すると3年生のインターハイ頃から試合に使われるようになり、同じポジションの後輩よりも少しずつプレイタイムが増えてきた。

自分自身も徐々に試合で活躍できるようになり、最後の大会では自分のほうがメインで使われるようになった。

高校時代の恩師から、高校を卒業するにあたって『努力し続けられるのも一種の才能』
『平凡な選手でもやり続ければ非凡な選手になる』とメッセージを頂き、いまでもぼくの中で大事にしている。

いま諦めかけている子供達がいれば、もう一度だれよりも努力をし続けてみてはいかがだろうか?

前の記事でも書いたように、努力のベクトルは間違えないように修正しながら行う必要はあるけれども。

これからも能力や身長が周りよりも低いけど、努力量では負けないようにし、B1の舞台に立って活躍できるように頑張り続けます。

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