香川ファイブアローズ1年目
○苦悩の日々
愛媛から香川に移籍。
愛媛では大した成績を残していなかったにも関わらず、僕を取ってくれたチームにまず心から感謝しています。
1年目を振り返って、一言で表すと、
「苦悩の日々」だった。
何に悩んでいたいたかというと、
・「プレイタイム」
・「自分の役割」
・「チームでの居場所」
である。
当時は非常に悩んだし、本気で悔しい思いもしたけど、ベクトルが違う方向に向いていた。
いま振り返ってみると、なぜ出られないのか、自分の役割とは何かが理解出来るし、チームでの居場所を自らの態度や姿勢のせいで作れなかったのだ、ということが分かる。
○プレイタイムについて
悩んでいたことの1つ目を詳しく話すと、とにかくプレイタイムが短い。
さらに言うと、人数も13-14人いたため、ホームでもベンチにすら座れず、後ろで観戦するしかないときが何度もあった。
もちろん、アウェイにも連れて行ってもらえず香川に残ってイベントに参加したり、体育館に行って自主練をしたり、ということもあった。
練習でも、5-5に入ることができず、外で見ているだけの時も何度もあった。
しかし当時は、「プレイタイムが欲しい」がというところだけにフォーカスをしてしまい、自分のどこが悪いのか、何を変えれば良いのか分かっていなかった。
さらに、プレイタイムがとても短いことを言い訳に、自分に甘さを作ってしまっていた。
いま思うと、そんな短いプレイタイムの中でアピールするには、やはり1本のシュートにこだわる他ないだろう。
さらに言うと、練習の対人に入った時に、誰よりも声を出すし、チームルールを守りつつ激しくディフェンスをするだろうし、一本のシュートに全身全霊込めて決める必要があるだろう。
その練習でのアピールをしてから、試合で短いプレイタイムをもらえることが出来たなら、一本目のシュートは必ず決める必要がある。
そうすることでチームからの信用が生まれ、1分だったプレイタイムが3分、5分、10分、と伸びていく。
それを分からず、自分の気持ちだけを優先して試合に出たい、プレイタイムが欲しいなんて、僕はなんて愚かだったんだろう、と今は思う。
だけど、それが分からず腐っていくプレイヤーは多いはず。今一度自分の姿勢を振り返ってみる必要があるだろう。
自主練から、自分の言い訳を1つずつ消していって、チームからの信用を得て行って、プレイタイムを確保していくことが大事だと気付いた。
○自分の役割について
2つ目の悩んでいたことは、「自分の役割」。
これは前のnoteにも書いたし、先述したことにも被るのであまり詳しくは書かない。
僕の役割は、「短い時間でスリーを決める」、「相手DFを広げてスペースを作る」、「チームルールを守りつつ激しくDFして相手を戸惑わせる」ことだと思っている。
当時は自分の役割はシュートだけ。と思っていたため、DFへのフォーカスも甘かったし、自分が出て脅威になるんだ、という発想もない。
自分が高確率でシュートを沈め、相手DFが自分から離れなれなくなれば、インサイドにスペースができて他のプレイヤーが生きてくる。
それだけで自分の役割が出来ているし、離れてくれたらシュートを沈める、そうすれば自分の役割の価値はどんどん上がっていく。
これは今でも課題というか目標であるので、シュート確率にこだわることを意識している。
○チームでの居場所について
3つ目の悩んでいることについて詳しく書くと、当時のぼくは本当に尖っていたというか、自分の感情をコントロール出来ないガキンチョであった。
当時は、プレイタイムが短い、ベンチにすら入れない、アウェイにも連れて行ってもらえない、という状況に相当苛立っていた。
そんな中でも優しくぼくのために声をかけてくださっていた多くの先輩方に対して、ぼくはあり得ない態度を取っていた。
自分の感情を優先し、先輩方のアドバイスも無碍にし、どんどん自分の殻にこもっていき、自主練でも自己満足の世界へ。
ご飯のお誘いも断っていたし、チームイベントへの参加も渋っていた。
そうしていると、自業自得ではあるが、チームでの居場所も無いように感じたし、必要とされていないと思っていた。
しかし今思うと、本当に周りの方々に謝りたい。
自らの手でチームの居場所を無くしていたし、先輩方のアドバイスをすんなり受け入れないようなクズメンタルだった、と反省している。
それもあって信頼、信用がないから練習から使われなかったのか?とさえ思う。
やはり団体競技であるため、チーム内での信頼、信用は必須である。
コミュニケーションは1番大事だし、取れないやつは本当に邪魔な存在である。それでもコービーのように80点取ってチームを勝たせるのであれば別だが笑
今はチームコミュニケーションを大事にしているし、チームイベントにも積極的に顔を出すようにしているし、アドバイスをまず聞き入れることを意識している。
また、表情でも不快感を与えることがあるので、笑顔を取るように心がけている。
そうした積み重ねが信用、信頼につながっていく。
不思議なことに、自分の態度や表情を変えるだけで、とんとん拍子にうまくいくようになった。
いま困っている方に届いて欲しい。
相手を変えるのではなく、自分が変わることが大事。今一度自分の態度や表情、言動を見つめ直して変えてみよう。
以上が、香川ファイブアローズ1年目に悩んでいたことです。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊
是非拡散、フォローをよろしくお願いします。
1人でも多くの方々に届きますように。
この記事が参加している募集
頂いたサポート支援金は、バスケで困っている子どもたちのサポートをするために使わせて頂きます。