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ゆるいヨガ哲学講座⑧ニヤマ(勧戒)をすると心が穏やかになる

どうも。

ヨガ式習慣専門家のべっしーです(^^)

ゆるいヨガ哲学講座も第8回となりました。

今回からいよいよニヤマ(勧戒)に入っていきますね。

まずは、知識を頭に入れていきましょう!

ヨガ哲学に限らずですが、先人の叡智を頭の片隅に入れて置くと、それがより良く生きるヒントになります。

暗闇を照らす光のようなもので、危険に気づけたり、目的地に到達しやすくなりますよ。

ヤマやニヤマは"禁戒”や"勧戒”なんて言葉が入っていて、お硬い感じがしますが「言葉のお守り」と思って気軽に持ち歩いていきましょう(^^)

ニヤマ(勧戒)とは5つのするべきこと

ニヤマ(勧戒)とは、心を穏やかに保つために気に留めておいた方が良いとされる5つの教えです。

① シャウチャー(清浄)
② サントーシャ(知足)
③ タパス(苦行)
④ スバディアーヤ(読誦)
⑤ イシュバラ・プラニダーナ(祈念)

以下簡単に解説すると、

シャウチャー(清浄)

心身ともに、清潔に保つと良いという教え。入浴、歯磨きはもちろん、ヨガのポーズや呼吸法、瞑想を通して、こころを清浄にする。

サントーシャ(知足)

今あるものに感謝して、足るを知るという教え。

タパス(苦行)

自分にとって不都合に思えること、苦痛を受け入れるという教え。

スバディアーヤ(読誦)

過去の偉人や賢人の書いた書物を読み学ぶという教え。

イシュバラ・プラニダーナ(祈念)

自分1人の力で生きているという思いを捨て、『大自然』に生かされているという感謝の気持ちで生きるという教え。

私は自己啓発書を読んだり、哲学書を読んだりするのも好きなのですが、ニヤマで勧められていることは共通項として語られています。

私も最初は、「勧戒?なんか宗教っぽいんですけど?」

と思って斜めに構えて聞いていましたが、実践してみると心が穏やかになり、ストレスにも強くなりました。

・些細なことでイライラしてしまう自分が嫌い
・過去のことを引きずってしまう自分が嫌だ
・会社に通うことがストレスで頭がおかしくなりそう。
・劣等感が強くて、すぐに回りの人と自分を比べて落ち込む
・自分には感情がないのでは?と思うくらい楽しいと思えることがない。

全部過去のワタシです(笑)

同じ悩みを抱える方は、ヨガ哲学やヨガの呼吸法に触れてみてください。

過去の私がそうだったように、少しづつですが本来の自分に戻っていけますよ。

少しづつがいいんです。

私の先生が教えてくれた言葉を紹介しますね。

「変化は少しづつがいい。大きな力で変わったものは、大きな力で元に戻るよ。」

「少しの時間でいいので、毎日続けたことはやがて習慣になり、するのが当たり前になる。」

「良い習慣の種をまきなさい。」

ヨガの叡智を頭に入れて、快適な姿勢でゆったりとした呼吸をしながら静かに自分を見つめる習慣を持つと、心身に張り付いた"ネガティブな情報”が洗い流されていきます。

本来の自分は感謝そのもので、ゆるんでいて、やさしくて、おだやかです。

ニヤマを実践する時に注意すべきこと

ヤマと同様ですが、"しなければならない”と頑張って自分を追い詰めすぎると、うまくいかないことが多いです。

頭に入れて、気にかけるくらいがちょうどいいですね。

気軽に、気軽にです(^^)

"〇〇しなければならない!!”というのはある種呪いのようなものかもしれないですね。


強制されて、嫌々やっていることはどこか不自然です。

身体にも力が入りどこかギコチナイ感じがしますし、どんどんストレスも溜まっていきますね。

ニヤマの教えを頭にいれて生活すると、自然とこころ穏やかになる。

日常生活を送りながら、ヤマのことを気にかけておきほんの少しでも良いので実践すると、次第に習慣化してきます。

ヤマは心を穏やかにして本来の自分に戻る助けをしてくれる習慣の集まりですので、自然にストレスを感じにくい、穏やかな性格に変わっていきます。

自然と変わっていくというのがポイントです。

ヤマを歯磨きと同じくらい、当たり前でやらないと気持ち悪い!というレベルまで持っていけたらあとはオートマチックに成功体質に変わっていますよ!

ヤマだけでも効果がありますが、穏やかな呼吸と、快適な姿勢を身につけるとなお進みが早いです。

次回からひとつずつ、詳しくみていきますのでお楽しみに!

今日も穏やかな呼吸で快適な1日をお過ごしくださいませ(^^)


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