ゆるいヨガ哲学講座⑨シャウチャー(清浄)潜在意識をキレイにしよう

どうも。

ヨガ式習慣専門家のべっしーです(^^)

ゆるいヨガ哲学講座第9回目をお送りしますね。

今回からはいよいよ、ニヤマ(勧戒)シリーズに入っていきます。

先人達が勧める良い習慣をインストールして、本来の自分を取り戻していきましょう♪

本日は、シャウチャー(清浄)についてお話していきますね。

目に見える自分の生活スペースはもちろん、潜在意識もクリアにしていきましょう!

シャウチャー(清浄)とは

シャウチャー(清浄)とは、言葉の通りみのまわりを綺麗に保ち、余分なものを減らしてシンプルにしようということです。

「なるほど、確かに綺麗な方が良いよね!」

そりゃ、当たり前だねとも思いますが、特に散らかそうとしなくても、少しづつゴミが溜まり気がついたら手のつけられない状態に…。

なんてことはありませんか?

私の部屋も、学生時代は部屋がゴミ屋敷となっておりました…。

自分のお部屋にもエントロピー増大の法則が適用されるのですね(笑)

つまり、放っておくと部屋は自然に無秩序で、乱雑で、カオスな状態となっていきます。

結果、部屋も利用しにくくなりますし、乱雑にものが溢れていると心が落ち着かなかったり、集中力が続かなくなりますね。

シャウチャー(清浄)に徹するとどうなるの?

ヨガの根本経典のひとつである「ヨーガ・スートラ」には、シャウチャーについて次のように書かれています。

「シャウチャー(清浄)によって、物質次元のわずらわしさから解放され、心の平安、集中力、自己実現力を得る」

例にもよってものすごい効用が書かれていますね(笑)

しかし、これは大げさではなく潜在意識とみのまわりの物は実は、つながっています。

例えば、重い腰をあげて、大掃除をした後に珈琲でも飲みながらホッと一息。

「ああ、清々しい!!」

頭や心までスッキリした!という経験はありませんか?

必要のないものが乱雑に置かれていると、荒い波動(すべてのものは紐状で振動しています!)が出ていて脳波等に影響を与えるんですね。

また、モノを所有していると「これは私のモノ!!」という情報が脳のメモリーを専有します。

必要のないものばかりがまわりにあると、新しい本当に必要な情報が入ってきにくくなってしまいます。

このように、環境がこころの状態に及ぼす影響は思ったよりも大きいのですね。

まずは、ご自身のお部屋から少しづつ整えていきませんか?

みのまわりの清浄

私が以前お世話になっていた、ヨガスタジオでは掃除はもちろんお香を焚いたり、ティンシャ(チベット仏教の法具)やクリスタルボウル、音叉の音で空間の浄化をしていました。

あの何とも言えない、「シーン…。」て感じがたまりませんよね(笑)

あと、私は過去に10日間ほど、ガチでお寺で修行をしたこともありますが、まず余計なものが置いていないです。

また、掃除、整理整頓の作法がキッチリと決まっていました。

やさしく、丁寧に掃除をしていると不思議と心が静まってきます。

みのまわりの清浄は、要らないものを捨てるところからはじめるのがオススメ。

徹底的にハードルを下げて、1日30秒の"ちょこっと掃除”からはじめましょう(^^)

「ん?1日30秒なんて言ってたら、いつになったら綺麗になるの?」

「一気にやってしまったほうがいいんじゃない?」

と思われたかもしれませんね!

実は、私も断捨離大好きです(笑)

ただ、断捨離って一気にリバウンドすることがあるんです。

断捨離でリバウンドしたことありませんか?

一気に不要なものを整理する「断捨離」もオススメなのですが、リバウンドして、気づいたら元の汚部屋に逆戻りなんて経験はありませんか?

これは潜在意識さんが急激な変化に耐えきれずに、自分が現実と思っている元の状態に戻ろうという働きによるものです。(ホメオスタシス・フィードバック)

ちなみに、この現実と思っている元の状態が「常に綺麗なお部屋が当たり前」となっていればリバウンドしません。

これは、心の底から「部屋は綺麗な方が良い!!」と思える出来事や体験があったり、瞑想やコーチングなどを通して潜在意識が書き換わっているんですね。(この事については直接セッションでお伝えすると入りやすいです。)

今回はリバウンド無しの、誰でも簡単にできる方法をお伝えしていきますね。

1日30秒の"ちょこっと掃除”のやり方

ルールは簡単で、

「1日のうちに必ず30秒以上3分以内に終わる掃除を続ける」

です。

「いやいや、そんなのやる意味ないでしょ?」

って思いますよね。

私もそうでしたが、やってみるとドンドンお部屋が綺麗になり、「気軽に部屋を片付ける」という習慣が身につきました。

習慣化の極意は超スモールステップです。

異常に短い時間で始める理由は、

・脳が「掃除って面倒で嫌い!」とならないようにするため
・ホメオスタシスのフィードバックを起こさないため

脳やホメオスタシスと喧嘩しても、いつかは負けてしまいます(笑)

細く長くつづけることで、習慣化してするのが当たり前になったらしめたもの(^^)

掃除をするのが短い時間でも、

・すこしづつ、使ったものはもとに戻そうとか、ゴミはすぐに捨てようと意識が変わることで散らかりにくくなる。
・1日30秒の"ちょこっと掃除”が習慣になって続いているという自信が得られる。
・結果的に綺麗な部屋が簡単に保たれるようになる。

と素晴らしい成果につながりますよ!

騙されたと思って続けてみてくださいね♪

肉体面の清浄

入浴して、身体を清潔に保つことに加えて、ヨガでは、ネティポット(鼻うがい)や断食による消化管の浄化に代表される独特な方法で身体の内側をキレイにしていくことを目指します。


これらの方法は、指導者のもとで行うことをお勧めしますね。

精神面の清浄

ヨガでは、心身の不調はストレスによって自律神経が乱れて身体の機能が上手に働かなくなる事が原因の一つであると考えます

心を清浄にするには、快適な姿勢で、ゆったりとした呼吸をしながら静かにしているといいです。

自律神経が整い余分な緊張が抜けて、身体がゆるみ、らくになります。

快適な姿勢&呼吸についてはこちらのnoteにて解説していますので、ご参考にされてください。


また、瞑想法を行うことでさらに潜在意識の掃除が進みます。

瞑想については、また詳しく別noteで解説しますね(^^)

実際に私の瞑想セッションを受けてみたいという方はTwitterDMにてお問い合わせくださいませ。

べっしーのTwitterはこちら♪

シャウチャーを気にかけると、潜在意識がクリアになる

みのまわり、肉体、精神をまとめて清浄にしていこうとするのがシャウチャーの教えです。

【シャウチャー・清浄】という言葉を頭の片隅にいつも置いておきましょう。

放っておくと、部屋でも、肉体でも、思考でもカオスな状態になってエネルギーが取り出しにくくなります。

「何かとっちらかってるな…。」と気づいたら、その都度つづ少しでよいので綺麗に片付けていきます。

物も、思考もです。

たとえば、雑然と本が積まれていて、その中から探している本を見つけるのは時間がかかるし、そもそも見つからないかもしれませんよね?

せっかく、「必要な情報」を持っていても容易に取り出せない。

実はこれと同じようなことが脳や潜在意識の中でも起こっているとしたら?

とても、もったいないですよね。

そして、積まれている本のうち、不要な本は処分して必要な本はジャンルごとに本棚に収納すれば、すぐに必要な情報が取り出せます。

また、必要な本だけにしておけば十分なスペースがあるので、新しく必要な情報を入れることができるのです。

これが、シャウチャーで潜在意識がクリアになるの説明でした。

まずは、目に見えるところの1日30秒の"ちょこっと掃除”からはじめてみませんか?

変化は、とてもゆっくりで小さいかもしれません。

それでも確実に身の回りの情報は整理され、心が落ち着いてきますよ(^^)

まずは、気軽に取り組んでいきましょう♪

今日もゆったり呼吸で穏やかな1日を~




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