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ベトナム少数民族|タイ族の村で過ごす4週間〈Vat村ホームステイ&観光編〉 

こんにちは。アベハルです。前回に引き続き、ベトナムの山奥、モクチャウにある少数民族タイ族の村、Vat村に関するお話をします。

少数民族の村って初めて聞くとワクワク&ドキドキですよね。行ってみたいけど、ちょっと怖いかも。そもそもベトナム語も難しいし、どうやって予約したらいいの。。。という方も多いんじゃないかなと。わたしもここに住んでいなかったら謎だらけでなかなか行けないな~って思います。

少しでもVat村や少数民族観光にご興味を持っていただけたら嬉しいな、村の人も頑張って英語を勉強しているので励みになったらいいな、そんな気持ちでご紹介します。


Vat村ってどんな場所?

Vat村はモクチャウの中心部から15~20分の場所にあります。


近くにはモクチャウの観光地Thác Dải Yếm(ザイイエム滝)があって、Vat村のお姉さんたちはここでお土産屋さんも営んでいます。
ザイイエム滝は、モクチャウの観光名所の一つで絶景スポットとして多くの写真を見かけます。(ごはん屋さんとかに飾ってあるんです)

前回の記事で紹介した、Thịt trâu gác bếp(水牛のジャーキー)やタイ族料理には欠かせないマッケン(タイ族の胡椒)タイ族の織物など、ここで買うことができます。

そして、モクチャウで1番の観光地、ギネス世界記録にも登録されている世界一長いガラスの橋 Cầu kính Bạch long(バックロン橋)にも近いのがVat村です。

少数民族の村にホームステイってどんな感じ?

”ホームステイ”と聞くと民泊を想像される方も多いかもしれません。でも、ベトナムではホームステイと言っても、同じ家で寝たり、ご飯を一緒に食べるわけではないんです。

Vat村では、Nha san(ニャーサン)と呼ばれるタイ族の高床式の住居を観光客用の宿泊スペースとして提供しています。家族は自分のお家で寝ます。

タイ族の伝統家屋 Nha San(ニャーサン:高床式住居)

1泊1人あたりの料金設定がされていて、100.000VND(618円)~とリーズナブル。1~2人用の個室と、3人以上で泊まる大部屋タイプがあります。(詳しい料金は各ホームステイにお問い合わせしていただけると!)現在予約はFacebook、またはハノイの旅行会社を経由して受け付けています。Facebookメッセンジャーが主流かもです。村の人たちは翻訳しながら英語でやり取りができます。

日本の修学旅行で体験した民泊みたいに、畑のお手伝いをしたり、ごはんの準備を手伝ったりする必要は全くありません。Vat村のみなさんは優しくて、おもてなし好きなので、むしろ「何もしないで座っていて」と言われてしまいます。お手伝いさせてもらう方が一苦労(笑)

また、村には普通にWi-Fiがあります!ホームステイには Free Wi-Fi が入っていて、お水は無料。基本的に、歯ブラシ、タオル、シャンプー、ボディソープが用意されているので、ハノイのお宿に泊まるときとそんなに変わらない準備で大丈夫です。(パジャマは必須 コンディショナーが必要な方はご用意ください)自然が豊かなので、虫が苦手な方は虫よけスプレーがあるとGoodです!

こんな感じで蚊帳付き
トトロでしか見たことない蚊帳に心躍るわたし

どんな文化体験ができる?

せっかく少数民族の村に行くからには、伝統文化や民族文化を体験してみたいですよね。

Vat村では、
・民族料理作り
・Com Lam コムラム(タイ族の竹の筒で作るおこわ)作り体験
・機織り体験
・ザイイエム滝で民族衣装を着て写真撮影(4月~9月がベストシーズン)
・いちご狩り(12月下旬~2月)
・プラム狩り(5月)
が体験できるよ。と村のみなさんに教えてもらいました。
(わたしはまだお手伝いでの民族料理づくりしか体験したことがないので、ちゃんとお伝え出来ないんですけど…いつかご紹介しますね!)ホームステイに事前に問い合わせればアレンジしてくれるそうです。

他にもホームステイでは、朝食、昼食、夕食がオプションで付けられます。
夕食後にタイ族の伝統舞踊Xoe Thai ソエタイを体験できるオプションもおススメです(3.000.000VND(18,000円)~)*ソエタイは、ユネスコ無形文化遺産に登録されているタイ族の伝統舞踊。初めてでも、見よう見真似で一緒に踊ることができるので、すてきな体験になること間違いなし!

雨ごいの伝統儀礼のときのソエタイ
みんなで一緒に踊るので村の一員になった気分が味わえます

Vat村のとっておき

Vat村で英語教室中に、おすすめスポット紹介をしてもらいました。その中で多かったのが、村の奥にある小さな滝!この夏のシーズン、この滝は地元の人たちの憩いの避暑地。わたしもちびっ子たちに誘われ、午後は滝で涼んでからお仕事をしていました。

わたしは地元住民だけの癒しスポットだと思っていたんですけど、さすが優しいVat村のみなさん。「滝はタダで行ける観光スポットだよ」とおススメしてくれました。

こんな感じで子どもたちが自然の中で
のびのびと遊んでいるベトナムの田舎

わたしのお気に入りスポットでもあるSunny Campingというカフェもこの滝のそばにあります。滝の水が流れる音を聞きながらゆっくりする時間は格別です。(虫が苦手な方は、虫よけスプレーを!(笑))

Sunny Camping Cafe
この右側が小さな滝と池になってます

さいごに

1年目の終わりにVat村を訪れたときのトキメキ出来事をまとめた紹介リーフレットもあるので、よかったらご覧ください。なんでVat村っていう名前なの?というプチ歴史も書いてあります。

自分たちの伝統や文化を守りつつ、観光を通して生活向上を目指しているVat村。よく人の温かさを感じると言われるベトナムですが、Vat村にいるとその通りだな~と感じる毎日です。どうですか? Vat村。素敵でしょう。

ぜひ遊びに来てね!
ちびっこたちと、こんな交流もあるかも

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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