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息子の声かけを変えたら子育てが捗りはじめた話

息子は3歳のやんちゃボーイ。母の言うことを聞かず、たまに「うるさいなぁ」と文句を言うようにもなりました。わたしが怒るとエンドレスのギャン泣きが始まり、自己嫌悪に陥った母は息子に謝る日々。自分に余裕があったら、息子のやることなすことすべてを無償の愛を持って見守っていきたい...。心底そう思っているのです。思っているけど、できない。まだまだ修行不足な母親でございます。

クサクサした気持ちの中、先日こんな動画に出会いました。みなさん、てぃ先生ってご存知ですか。人気保育士ユーチューバーさんだそうですが、わたしはYOUTUBEをあまり観ないので存じ上げておりませんでした...。しかし、この動画をきっかけに息子の態度が少しずつ変わりはじめたのです。この動画に偶然巡り会えた幸運と、てぃ先生には感謝しかありません。

子どもへの愛情は年齢を重ねるうちに「無条件の愛」から「条件付きの愛」に変わるのだそうです。例えば、赤ちゃんの頃は可愛い可愛いと褒めてもらえたけど、成長するに連れて「〇〇ができて偉いね」といった何かができないと愛されない愛し方に変わってしまうことが多いそうです。自己肯定感を育てるためには無条件の愛が必要不可欠。その自己肯定感を育てる一番かんたんな方法が、大好きな〇〇ちゃん大事な〇〇ちゃんに置き換えるだけで変化があるとのことです。(詳しい詳細は動画でお話されています。ぜひ観てみてください!)

初めて観たときは「本当かなぁ」と半信半疑だったわたし。でも実践するには敷居も低いし、チャレンジしてみることにしました。「さ〜〜て!大好きな〇〇ちゃんのために夕ご飯作ろうかな〜(^0^)」そう問いかけたところ、息子が満面の笑みを浮かべて「やったー!」とご機嫌に答えてくれました。続いて「大事な大事な〇〇ちゃんがすくすく育つようにお野菜もいっぱい食べてほしいなぁ」と言ってみると、いつもだったら「嫌だー!」と叫びだす息子が少ししかめっ面しつつ「う〜ん...がんばるよ。」と、前向きな返事をしてくれたのです!ものの数分でこれだけの変化...すごすぎる。それともたまたま機嫌が良いだけ?

数日間同じように名前の前に「大好きな」「大切な」を付けるように心がけてみたら、息子の態度が少しずつ良い方向に変わっていきました。大きく変わったところは

「お野菜も食べよう」と言うと完食するようになった
「お風呂に入ろう」と言うとスッと入るようになった
「絵本読んで寝よう」と言うと「オッケー」とご機嫌なは返事をくれるようになった

これは劇的な変化です。もちろん、うまくいかないことも多いです。だけど、こちらの要望はだいたい聞き入れてもらえるようになったのです。息子のメンタルも前より安定しているようにも見える。自己肯定感が高まってる感がすごい。と同時に、これまでの接し方についてふりかえり、母は反省しました。いくつになっても無償の愛って大事なんですね。

母のわたくしにも大きな変化がありました。それは、息子に対してムカつかなくなったのです。いや、正しくはムカつきにくくなりました(笑)。「大好きな〇〇ちゃん」と声をかけると、わたし自身もやさしい気持ちになれるというか。息子のことが前よりもっと愛おしく思えてくるのです。少しずつ母親としての自信にも繋がっている気がします。「大好きな〇〇ちゃん」が、言霊となってお互いの気持をホカホカにしてくれる最高の声掛けだな〜と思ってます。みなさんも良かったらぜひ実践してみてください!てぃ先生、ありがとうございました〜〜!

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