周りの環境を変えることができるのは？

今回、「『なぜ生物には車輪がないのか？』からの～」でお伝えしているように、「なぜ生物には車輪がないのか」をテーマに話題提供しています。

この「なぜ生物には車輪がないのか」は生物学の世界での問いです。

そして、それには色々な答えがあり、その一つに「回転体には栄養を運べないから」というものがあります。

そして、他の答えとして「車輪は、平らな地面でしか効率よく移動できないから」というものもあります。

では、「何故、人間は車輪が付いた便利な移動手段を創造できたのか」というと、道路を整備するという周りの環境を変えることができたから、と考えてみてください。

そして、それを言い換えれば、人間が生物界の頂点にいることは、周りの環境を変えることができる、ということ。

ここから分かることは、ある世界の頂点にいるモノしか、周りの環境を変えられない、とも言えるのではないでしょうか。

それは、大きな世界でみると地球という環境を変えるのは生物界の頂点にいる人間です。

そして、小さな世界でみると、会社の環境を変えられるのは、会社のトップにいる経営者だということ。

さて、あなたは、経営者として、社内の環境を変えていますか？

それは、人間が自分達が生活しやすいように道路を整備して、自分達の都合で環境を変えてきたごとく、ご自身が経営しやすいように変えるのではなく、社員と協働できる環境に変えていますか？

一度、「社員が働きやすい環境とは」という問いかけをしてみて下さい。

この記事が何かの気づきのきっかけになれば幸いです。