物事は、いつも表裏一体。感謝でつながる、あなたと私。
「親と子ども。経営者と社員。子育てと社員育成」では、「子どもの言動は親の責任」であることを改めて認識し、自身の子育てについても、思うところがあることをお伝えしました。
さて、改めてですが、子どもの言動は、親に影響されます。より具体的には、父・母の両親の言動に影響されます。
よって、私の言動は、良くも悪くも、両親に影響されていると考えています。とは言え、母に対して「あぁ、申し訳なかったな。もう少し、違う対応ができたらよかったな」と、反省しています。
何故か?
それは、母が沢山の愛情を持って、子育てしてくれたのを感じているから。
色々と苦労が絶えない環境で、私を含めて3人の子どもを育ててくれた、その有難さは、子育てを経験した今だからこそ改めて感じています。
物事は、明と暗、表と裏。一方があり、他方があります。
意思のない物体に対しては、そのように考えられるのは、容易かと思いますが、複雑な人間関係になると、なかなかそうは考えられないものです。
どちらが悪いか、どちらが良いか、というのはありません。どちらも良いし、どちらも悪い。
あなただけなく、私も悪い。私も頑張ったけど、あたなも頑張った。
そのようにお互いを認め合えるのは、お互いに「感謝」を持って接しているからだと思います。
私は母に「感謝」しています。
だからこそ、母の怒りに対して、私も色々思うところはあるけれど、素直に反省もしています。
もしも、あなたが経営者ならば、社員に対して「感謝」していますか?
その「感謝」が届いていれば、社員の方に対して、日頃の業務で色々と怒ったとしても、社員の方は、「あぁ、もっと頑張らないとな」と思って貰えているはずです。
もしかして、「なんだあいつは、注意しても、少しも変わってない」と感じるようであれば、あなたの「感謝」が、その社員の方に届いていないのかも
しれません。
是非、一度、社員への「感謝」について考えてみて下さい。
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