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親と子ども。経営者と社員。子育てと社員育成

あまり詳しくは書けませんが、母親に対して「あぁ、申し訳なかったな。もう少し、違う対応ができたらよかったな」と反省することがありました。

そして、同時に自分の子どもには、同じような過ちをしないように子育てしたい、と感じたことがありました。

よく「子どもは親の鏡」と言われ、子どもは親の影響を受けて育ちます。つまり、どのような子どもに育つかは、親の責任です。

極論を言えば、子どもの言動には、子どもに責任はない、と考えています。
確かに、大人になってからの言動は、本人が責任を取る必要がありますが、その言動の元となる価値観、考え方を形成するのは、親の子育ての影響です。

さて、この親と子どもの関係は、経営者と社員の関係と同じです。

つまり、生まれたての子どもをどのような大人に育てるのかは、親に委ねられています。そして、子どもがどのような大人に育つかは、親の責任です

会社も同じです。

社会人になりたての新人社員をどのような社会人に育てるかは、経営者に委ねられています。そして、どのような社会人に育つかは、経営者の責任です

よく「ウチの社員は・・・」と言う経営者の方がいらっしゃいますが、その社員に育てたのは、他ならぬ経営者ご自身にあります。

「ウチには、優秀な人材が入ってこないから」と言うのであれば、それは、
優秀な人材が入りたいと思うような会社にできていない、経営者ご自身に責任があります。

「もっと、できる人材かと思った・・・」と言うのであれば、それを見抜くのが、採用面接です。それは採用した会社の責任です。

もし、あなたの周りで、そのような発言をされている経営者仲間がいらっしゃったら、是非、指摘してあげて下さい。

親と子どもとの関係は、経営者と社員との関係と同じ。

もし、あなたにお子さんがいるのなら、どのような子育てをしていますか?

そして、もし、あなたが経営者で社員を雇っているのなら、どのような社員育成をしていますか?


色々な不満を言うのは、「現状を変えたい!」という叫びだと思います。

現状を変えるためには、社員に変化を求めるのではなく、まずは、経営者ご自身から変わっていって頂ければと思います。


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